加藤秀視の名言 第2集

そもそも全ての人間関係のトラブルは、
「自分が正しい。相手は間違っている」
という敵対関係から生じるからね。

by 加藤秀視

『自分を愛する技術』徳間書店 (2014/6/10)より

出典元書籍:https://amzn.to/3PwTiyd

阿部牧歌の「のほほんコラム」

こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は実業家で人材育成家
の加藤秀視さんの名言を
取り上げさせていただきました。

加藤秀視さんのベストセラー本
『自分を愛する技術』からの一節なのですが、
「自分が正しい。相手が間違っている」
この考え方が人間関係のトラブルの元と
解説されていました。

もちろん自分の意見は意見として
もっていていいのですが、
相手の意見を受け入れる余地は残しておきたいところです。

実際のところ、自分が絶対的に正しい見解をもっていることなど
どれぐらいあるでしょうか。
日本人が持っている常識は
あくまでも日本文化の上に成り立っているものであり、
一歩海外に出てしまえばまったく通用しません。

自分が所属する小さなコミュニティでの常識はあるかもしれませんが
全世界共通の絶対的な常識など存在しないのではないでしょうか。

そう考えた時、自分の考えが正しい確率はどれほどのものか。
そもそもこの世に絶対的な正しさなど存在するのか。
そんな観点から考えると
「自分が正しい。相手が間違っている」というのは、
どれほど信憑性があるかということです。

おそらく十中八九、お互いの意見が存在するだけで
正解など存在しない場合がほとんどではないでしょうか。

何が正解かわからない中で、
お互いが正解だと思うものを主張し、
物事を決め、進んでいく。
それがこの社会というものだと思うのです。

自分はこう思う。
それは持った上で、様々な可能性を考え、
相手の意見も受け入れる。
これが多様性が叫ばれる世の中での
人間関係の築き方なのではないかと思います。

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