梅原大吾の名言 第2集
自分が強くなることの方が大事だと分かったのだ。
人の邪魔ををすることで
優位に立とうとする人はいるだろうが
そういう人はいずれ消えていく運命にあると思った。
by 梅原大吾
『勝ち続ける意志力』小学館 (2012/4/2)より
出典元書籍:https://amzn.to/3PXaOfu
阿部牧歌の「のほほんコラム」
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日はプロゲーマーの梅原大吾さんの名言を
取り上げさせていただきました。
梅原大吾さんの著書『勝ち続ける意志力』で
語られていた言葉なのですが、
「相手を弱くすること」
これに力を使うことほど、
みっともないことはないと梅原さんはおっしゃいます。
それは中学生の頃の経験からきているとのことで、
梅原さんは、相手の嫌がることをしようと思いつき、
対戦相手の席から見える位置に空き缶を置いてみたとのこと。
そして思い直します。
こんなことでダメージを受ける人間がいるのかと。
しかもそんなことをする人間がいることを
自分で証明してしまった。
そう考えると、卑怯な手を使ってくる人間は、
「そんなことに頼ってる人間なんだ」と余計舐められる。
そしてそんなことにすがっている人間なんて
怖くもなんともないとも思ったそうです。
それから梅原さんはアンフェアなことは
一切しなくなったとのこと。
また梅原さんは自分の手の内も一切隠さないとのことで、
それは自分の手の内を知って相手が強くなったら、
自分もさらに強くなれるという想いからだそうで、
個人的にここが一番の気づきでした。
仕事をしていると自分のノウハウを自分だけのものにする人と
周りに公開する人がいますが、
最終的に大きく成長するのは
ノウハウを周りに公開する人だと思います。
自分の周りのレベルをどんどんあげていけば、
自分のレベルもどんどんあがっていく。
そうやって強いチームというのは出来上がっていくのです。
私もいろいろな会社で働いてきましたが
他人のレベルがあがってしまっては、
自分が評価されなくなると、
ノウハウを隠し合う組織がほとんどでした。
世界一になる人、一流と言われる人は、
ノウハウを周りに公開して、
周りのレベルをどんどんあげていく。
周りを弱くするのではなく、
自分を強くするためにリソースを使う。
心に強く刻みこんでおきたい言葉でした。