平林景の名言 第3集

僕はあるときから
自分の欠点を克服する努力をやめました。

by 平林景

『先入観のタガをはずせ! ハンデがあるからうまくいく非常識な成功法則』KADOKAWA (2022/9/8)より

出典元書籍:https://amzn.to/3QxV5Ui

阿部牧歌の「のほほんコラム」

こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は日本障がい者ファッション協会代表理事
の平林景さんの名言を
取り上げさせていただきました。

平林景さんの新著『先入観のタガをはずせ!』
が出たので読ませていただいたのですが、
非常に面白かったのです。

「自分の欠点を克服する努力をやめました」
とは、序盤に出てくる言葉なのですが
日本の教育は苦手な部分を平均的にすることに注力しすぎだと
平林景さんは警告を鳴らします。

我々が社会に出て求められるのは、
何が苦手かではなく、
何が得意かです。

平林景さんは発達障害を持ちながらも
車いす用のファッションブランドを立ち上げ、
今度パリコレに出られるのだそうですが、
この成功は苦手な部分を埋めようとするのではなく、
得意な部分を伸ばし続けた結果ではないでしょうか。

障がいの有無にかかわらず、
人にはそれぞれ苦手な部分があるし、
そんな苦手な部分だけみていてもしょうがありません。

もちろん、社会生活を送っていく上で
最低ラインを達成しておかなければいけない能力もあるかもしれませんが
それを達成したら、自分のスキルは長所に全振りでいいのではないでしょうか。

多様性の時代とは、言い換えるならば、
苦手な部分を平均的にしていく時代ではなく、
お互いの得意な部分で世の中に貢献していこうぜという時代だと思うのです。

苦手は個性と捉えてお互いに尊重し、
得意な部分で大いに能力を発揮する。

他人の苦手な部分が目につくかもしれませんが、
誰にだって苦手な部分はあるし、当然自分にもあるはず。
お互いの苦手な部分は笑って許し合い、
得意なところでカバーし合う。

自分も苦手があるけど、
こっち(得意)でカバーするのでよろしく!
あなたは苦手なところはカバーしとくから、
こっち(苦手)よろしく!

そんな世界が多様性といわれる現代で
目指している姿なのではないかと思うのです。

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