畑村洋太郎の名言
他から持ってきた正解を疑わずに
孫引きする人間が専門家を名乗っているのが日本。
by 畑村洋太郎
『最高の瞑想 (プレジデント2022年 9/16号)』プレジデント社 (2022/8/26)より
出典元書籍:https://amzn.to/3eGZ1F2
阿部牧歌の「のほほんコラム」
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は東京大学名誉教授
の畑村洋太郎さんの名言を
取り上げさせていただきました。
これは自戒の意味も含めて
取り上げさせていただいた言葉でもあるのですが
物事の本質をわかって使っている言葉が
どれくらいあるでしょうか。
自身の経験を経て出た言葉ならいいのですが
誰かから聞いたこと、どこかで見たことだけで喋っている
なんてケースも多いはず。
いわゆる専門家というのも
この域を出ないと畑村洋太郎さんは語っており、
学校で勉強しただけの専門家が溢れているとのこと。
畑村洋太郎さんは全体像を把握するには
複数の知見を組み合わせ、
納得いくまで考え抜く必要があると見解を述べており、
いわゆる孫引きで述べる専門家など信用にならないとのこと。
私も本を読んだ後に人に内容を話すときも多いのですが、
その言葉がなんて薄っぺらいのだろうと感じます。
それは自分の経験を経た言葉ではないから。
本などで学んだことを実生活で使ってみて、
初めて自分の経験としてものが言える。
私は仕事柄、人前で話すことも多いのですが、
台本を読むだけではなく、
自分の経験から出た本物の言葉で語りたいものです。
畑村洋太郎のプロフィール
畑村 洋太郎(はたむら ようたろう/1941年1月8日-)は、東京都出身の工学者。東京大学名誉教授。事故や失敗が発生した原因を解明し、重大な事故や失敗が起きることを未然に防ぐための方策を追求する学問「失敗学」の提唱者として知られる人物であり、最近では経営分野における「失敗学」などにも研究領域を広げている。2021年に瑞宝中綬章を受章。
参考文献・出典:Wikipedia(URL)
主な著作
- 『3現で学んだ危険学: 自ら危険を知り、正しく対応するために』(2020/9/29)
- 『やらかした時にどうするか』筑摩書房 (2022/6/9)
- 『新 失敗学 正解をつくる技術』講談社 (2022/5/18)
- 『図解 使える失敗学大全』KADOKAWA (2020/4/22)
- 『考える力をつける本』講談社 (2016/10/21)
- 『みる わかる 伝える』講談社 (2012/1/17)
- 『未曾有と想定外─東日本大震災に学ぶ』講談社 (2011/7/15)
- 『直観でわかる微分積分』岩波書店 (2010/10/27)
- 『失敗学実践講義 文庫増補版』講談社; 文庫増補版 (2010/5/14)
- 『回復力 失敗からの復活』講談社 (2009/1/16)
- 『だから失敗は起こる』NHK出版 (2007/10/19)
- 『数に強くなる』岩波書店 (2007/2/20)
- 『技術の創造と設計』岩波書店 (2006/11/8)
- 『続 直観でわかる数学』岩波書店 (2005/10/20)
- 『畑村式「わかる」技術』講談社 (2005/10/19)
- 『決定版 失敗学の法則』文藝春秋 (2005/6/10)
- 『失敗学のすすめ』講談社 (2005/4/15)
- 『直観でわかる数学』岩波書店 (2004/9/8)
- 『創造学のすすめ』講談社 (2003/12/16)
- 『生産の技術』養賢堂 (2002/10/15)
畑村洋太郎の著作一覧:https://amzn.to/3xo3anQ