新浪剛史の名言 第2集
それは、会社やチームメートそれぞれの
モチベーションを多様に発揮させることです。
by 新浪剛史
『最高の瞑想 (プレジデント2022年 9/16号)』プレジデント社 (2022/8/26)より
出典元書籍:https://amzn.to/3eGZ1F2
阿部牧歌の「のほほんコラム」
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日はサントリーホールディングスの社長
の新浪剛史さんの名言を
取り上げさせていただきました。
新浪剛史さんによると、
かつての上司は「情報を握っている人間」だった。
部下からの報連相を元に情報を集約しチームを管理する
それが上司の役割だった。
しかし、今はどの職場でも情報に誰でもアクセスできるようになり、
上司が情報を一人で集約し、管理する必要がなくなりました。
そんな時代において上司の役割とはなんなのかについて語ったのが
上記の言葉なのですが、
いまは「情報管理」の時代から
「モチベーション管理」の時代に変わっているそうです。
上司の役割とは、いかに部下のモチベーションを多様に発揮させるか
そこにかかっているというのです。
サントリーの会長室には「悠々として急げ」という
開高健さん直筆の書が飾っているそうなのですが、
新浪剛史さんもよく佐治会長から額を指して諭されたとのこと。
リーダーは、自分で担うべき仕事と
任せるべき仕事を判断する必要がある。
リーダーが担うべき仕事とは
社員のモチベーションを高めるような仕事(プロジェクト)です。
それ以外の仕事は部下に任し、
自分は悠々としていなければならない。
そして水面下では誰よりもスピード感をもって動く。
それが「悠々として急げ」という意味だそうです。
自分が悠々としていないとしたら、
任すべき仕事を任せられない上司になっている可能性が高い。
部下のモチベーションを多様に発揮させる仕事に注力できているかどうか。
これが今の上司に求められる姿勢とのことです。
今日は上司向けのコラムになってしまいましたが、
上司の方々は自分が情報管理型上司になっていないかなと
振り返っていただければと思います。