エヴァンゲリオンの名言「希望的観測は人が生きていくための必需品」

こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日はアニメ『エヴァンゲリオン』の名言を
取り上げさせていただきました。

多くのサイトがエヴァンゲリオンの名言を取り上げていますので
マニアックな名言はそちらのサイトに譲るとして
私が取り上げたいのは
「希望的観測は、人が生きていくための必需品」
という葛城ミサトさんの言葉です。

人の心配事の９割は起こらないとも言われますが
我々が考える悲観的な出来事。
これらの多くは実際には起こりません。

けれど、多くの人は不安がよぎり、
心理的負荷をおってしまう。
スウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセンさんによれば、
これは人間が幸せになるために進化してきたのではなく、
生き延びるために進化をしてきた結果だそうです。

楽観的に考え、楽観的に行動していては
危険を回避できません。
いつ敵がおそってきてもいいように悲観的に物事をとらえる。
これは人間が生き延びていくために身につけた正常な反応です。

けれど、この悲観的考えを四六時中していては、
精神的にしんどいし、病気になってしまいます。

悲観的思想がないと生き残れないし、
楽観的思想がないと楽しくない。

人間は放っておいたら、物事を悲観的に考えるように設計されているので
我々現代人は、意識的に楽観的な思想も取り入れていく必要があるのではないでしょうか。

ここからは私のオリジナルなのですが、
私は時間帯で悲観的・楽観的思想をわけるようにしています。

現代にそくしていうなれば、
「将来への備えを行う行動」と「今を楽しむ」こと。
このバランスが大事かなと思っています。

仕事をすること、お金を稼ぐ行動、つまり生産的行動は私の中では
「将来への備えを行う行動」に属しているので悲観的行動にあたります。
一方、この瞬間を楽しむ。言い換えれば非生産的な行動は楽観的な行動になる。

とある書籍に非生産的なことをすることにこそ休日の意味がある。
と書かれており、意味がわからなかったのですが、
私は「将来への備えを行う行動」(生産的行動)から離れ、
「今を楽しむ行動」(非生産的行動)を行うことが人生を楽しむ秘訣と解釈しました。

休日を楽しむ方法がわからないという話を聞くことも多いのですが、
それは「将来への備えを行う行動」(生産的行動)をしなさいという脳の本来の機能と、
「今を楽しむ」という非生産的行動、
人間のメカニズムにおいてはリスクのある行動のはざまにいるからです。

私もどちらかというと休日には「将来への備えを行う行動」ばかり行い、
今を楽しむという行動をとりにくかったのですが、
「将来への備えを行う行動」を具体化し、それが終わったら、
将来への備えの行動は十分にできたとして、
非生産的行動(今を楽しむこと)をするようにしています。

私は今、仕事以外にYoutubeチャンネルの運営と
ブログ(地球の名言)の運営をしているので
朝起きてYoutubeチャンネルの動画を制作して１本アップ。
そのあと、ブログの記事を書く。
その後、心理学の勉強を30分して、Newspicsで経済情勢・ビジネスの勉強を１時間を行う。
ここまでが私の中では生産的行動「将来への備えを行う行動」になります。

これが終わればあとは、非生産的行動「今を楽しむ」時間です。
ゲーム（ドラクエ１０）で思いっきり遊び、
家族と団らんの時間を過ごす（家事含む）。

こんな感じで非生産的行動と生産的行動を分け、
脳が生産的行動をしろというメッセージを出してくるので、
それは十分にやったと自分を安心させてあげ、
そのあとに非生産的行動（今を楽しむ）を行う。

葛城ミサトさんの言葉に勝手に付け足すならば、
「悲観的観測を行い、徹底的に将来への備えをしたならば、
あとは楽観的観測で今を楽しめばいい」
このバランスが個人的には大事かなと思います。

ポジティブシンキングをしようというだけでは、
脳はそんな簡単に騙されません。
脳に将来への備えは十分にしてある思い込ませることで
今を楽しむということを存分にできるのではないかと思うのです。