石川さゆりの名言 第2集
突然、勇気が出たり。
だれにでも、いろいろな自分がいるはず。
「自分はこうだ」と
決めつけてしまうのはもったいない。
by 石川さゆり
『PHP2022年11月号:モヤモヤをすっきり!気持ちの整理術』PHP研究所 (2022/10/7)より
出典元書籍:https://amzn.to/3eiOIXU
阿部牧歌の「のほほんコラム」
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は演歌歌手の石川さゆりさんの名言を
取り上げさせていただきました。
最近、自己肯定感について考えることが多かったのですが、
石川さゆりさんの「だれにでも、いろいろな自分がいるはず」
という言葉を聞いて、
自分というものを固定化する必要もないのかなと思いました。
弱虫なときもあれば、勇気があるともある。
どんな自分のときも受け入れることができる。
それが自己肯定感を持てているということではないかと思うのです。
それはつまるところ、評価の軸を捨てること、
言い換えると条件付きで自分を愛することをやめることと言えるのではないかと。
こういうところが優れているから自分を認めるということをやっていると
その優れていることがくすんだ瞬間に自己肯定感が失われてしまいます。
何か優れていることがあるから
自分を好きである必要はないということです。
愛とは、条件など関係なしに相手を受け入れること。
優れているから受け入れるは条件付きの愛です。
「無償の愛」という言葉をなんとなくは知っていましたが、
条件があるうちは本当の愛ではない。
条件付きで自分を認めることは、
本当に自分を認めたことにならない。
条件なしで自分を認めるには、
そもそも条件の視点で自分をみないことです。
私は「比べてもしょうがないことに基準をもつ」と
コラムで書かせていただいたのですが、
いいかえるならば、評価の視点で自分を、
そして他人を見ることをやめるという視点が大事かなと思います。
あの人はここが優れているから認める。
あの人のここがしょぼいから認めない。
みたいなことをやっていては、
常に他人を評価の軸でみることになってしまいますし、
自分も同じように評価の軸でみることでしょう。
自分を評価することをやめたければ、
他人を評価することをやめてみることをおすすめします。
評価の視点で相手をみないこと。
それが他人を、ひいては自分を受け入れることに繋がるのではないかと思うのです。