ティナ・シーリグの名言

疑問に対して回答を出すのは簡単です。
本当に重要なのは、
疑問そのものに疑問を投げかけることなのです。

by ティナ・シーリグ

『毎日が楽しくなる やる気革命 (プレジデント2022年 9/30号)』プレジデント社 (2022/9/9)より

出典元書籍:https://amzn.to/3ePK182

阿部牧歌の「のほほんコラム」

こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日はスタンフォード大学工学部教授
のティナ・シーリグさんの名言を
取り上げさせていただきました。

社会人になって思うのは、
この世の中にはなんてすごい人が多いのだろうということです。
著名人ではないのですが、
どこの企業にもすごい人たちがたくさんいます。

その人たちは、共通して物事の本質を見抜く力を持っているように思うのです。
一体、自分とどこか違うのだろうかと思うことも多いのですが、
ティナ・シーリグさんがおっしゃる、
「疑問そのものに疑問を投げかけること」ということが
物事を本質を掴む上で非常に大事な要素ではないでしょうか。

私は仕事柄、多くの人の話を聴くことが多いのですが、
私はどうしても表面的な悩みを聴いて答えを出すというところに終始しがちです。
尊敬する先輩方は、そう簡単に質問に答えません。
ティナ・シーリグさんの言葉を借りれば、
相手の疑問に疑問をぶつけ、相手の悩みの本質を見抜きます。

その上で相手自身に答えを出させるようにもっていく。
答えはすでに相手がもっているとも言いますが、
悩み相談というものは相手が持っている答えを相手に語らせる技術です。

私もそんな物事の本質を掴める人間になりたいなと日々常々思うのですが、
そのファーストステップとして、
疑問に疑問をぶつけるというのがいいトレーニングになると思うのです。

質問が正しければ、おのずと答えは出ます。
注力すべきは答えではなく、質問の方なのかもしれません。
答える前に質問の方を疑う。
それが本質を掴む大事な要素ではないでしょうか。

ティナ・シーリグのプロフィール

ティナ・シーリグ(Tina Seelig/1958年-)は、アメリカ・ペンシルベニア州出身の起業家教育者。スタンフォード大学のマネジメント・エンジニアリング学部で教鞭をとりながら、著述業、講演会、起業家支援プログラムに携わる人物であり、2011年にはNHK教育の白熱教室シリーズ(『スタンフォード白熱教室』)に登場。スタンフォード・テクノロジー・ベンチャーズ・プログラムとハッソ・プラットナー・デザイン研究所のファカルティ・ディレクターやスタンフォード大学工学部教授。

参考文献・出典:Wikipedia(URL)

主な著作

  • 『新版 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』CCCメディアハウス; 新版 (2020/11/27)
  • 『スタンフォード大学 夢をかなえる集中講義』CCCメディアハウス (2016/1/28)
  • 『ティナ・シーリグのスタンフォード大学白熱講義』宝島社 (2011/4/23)
  • 『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』CCCメディアハウス (2010/3/10)

ティナ・シーリグの著作一覧:https://amzn.to/3Dez75c

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