星崎尚彦の名言 第2集
今日の勝因とは限らない。
2日前、3日前の数字をもとにした議論では
心許ない。
by 星崎尚彦
『松下幸之助 新・名言録 (プレジデント2022年 9/2号)』プレジデント社 (2022/8/12)より
出典元書籍:https://amzn.to/3VWEuO0
阿部牧歌の「のほほんコラム」
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日はビジョナリーホールディングスの
代表取締役社長を務める星崎尚彦さんの名言を
取り上げさせていただきました。
メガネスーパーを立て直したことで知られる星崎尚彦さんですが、
星崎さんが経営において大切にしている考え方が
「昨日までの勝因が、今日の勝因とは限らない」
ということだそうです。
変化の激しい小売業界だからこそかもしれませんが、
昨日の勝因に囚われていては生き残れない。
多くの企業がこの過去の勝因に囚われて沈没していったのではないでしょうか。
そこまでシビアではないかもしれませんが、
個人も同じであり、これだけ変化の激しい世の中ですから、
去年まで通用していた強みが通用しなくなることもあります。
その逆もしかりであり、去年までの弱みが強みになることだってある。
ユーグレナの創業者である出雲充さんは、
「今日には短所と思ったものが
明日には長所になることもありえます」
と述べておられるのですが、
変化の激しい時代は、今日の短所が長所になる可能性もあるし、
長所が短所になる可能性もある。
大事なのは変化に対応できる力です。
進化論で有名なダーウィンは、
「最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、
変化できる者である」という言葉を残されていますが、
まさに生き残るのは変化できる人です。
これからどんどん世の中は変化していき、
10年後、20年後の世界なんて今からは想像もできないような
世界が来ている可能性も十分にあるし、
そうなる可能性の方が高いでしょう。
昨日の勝因に囚われないこと。
昨日の短所を嘆かないこと。
生き延びるのは変化できる者だけであるということ。
この3つを胸にこの変化の激しい時代を生きていきたいものです。