大江健三郎の名言
励ますものでなければならないと思います。
by 大江健三郎
阿部牧歌の「のほほんコラム」
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は小説家の大江健三郎さんの名言を
取り上げさせていただきました。
ノーベル賞を受賞した日本を代表する小説家の一人である
大江健三郎さんですが、その彼が作品で大事にしているもの。
それが「人間を根本から、励ます」ということだそうです。
これは音楽でも、絵でも、芸術すべてに言えることかもしれませんが、
芸術というものは生への肯定であるべきとも捉えることができます。
私も文章を書き始めてまだまだ駆け出しですが、
文章を書く上でその文章が「人間を根本から励ますものか」というのは、
非常に大事な視点だと身に染みて感じました。
作品を書く意義ともいえるかもしれませんが、
人間を根本から励ます。そのツールが小説であっただけで、
何をするにしてもひとかどの人物というものは、
その作品なり仕事なりが人間のためになるかどうかというポイントは、
必ず押さえていると思うのです。
「人間を根本から、
励ますものでなければならない」という大江健三郎さんの言葉を
すべてのクリエイターに贈りたいと思います。
大江健三郎のプロフィール
大江 健三郎(おおえ けんざぶろう/1935年1月31日-)は、愛媛県喜多郡大瀬村(内子町)出身の小説家。昭和中期から平成後期にかけて現代文学に位置する作品を発表した人物であり、東京大学文学部仏文科在学中の1958年、短編「飼育」により当時最年少の23歳で芥川賞を受賞。豊かな想像力と独特の文体で、現代に深く根ざした作品を次々と発表し、1967年、代表作とされる『万延元年のフットボール』で谷崎潤一郎賞を受賞。1994年に日本文学史上において2人目となるノーベル文学賞受賞者となった。
参考文献・出典:Wikipedia(URL)
主な著作
- 『大江健三郎 柄谷行人 全対話 世界と日本と日本人』講談社 (2018/7/1)
- 『大江健三郎賞8年の軌跡 「文学の言葉」を恢復させる』講談社 (2018/6/2)
- 『キルプの軍団』岩波書店 (2018/5/17)
- 『文学の淵を渡る』新潮社; 文庫版 (2017/12/25)
- 『晩年様式集』講談社 (2016/11/15)
- 『定義集』朝日新聞出版 (2016/11/7)
- 『M/Tと森のフシギの物語』岩波書店 (2014/9/18)
- 『大江健三郎自選短篇』岩波書店 (2014/8/20)
- 『大江健三郎 作家自身を語る』新潮社; 文庫版 (2013/11/28)
- 『水死』講談社 (2012/12/14)
- 『美しいアナベル・リイ』新潮社; 文庫版 (2010/10/28)
- 『「話して考える」と「書いて考える」』集英社 (2007/6/28)
- 『新しい人よ眼ざめよ』講談社 (2007/2/10)
- 『言い難き嘆きもて』講談社 (2001/11/20)
- 『私という小説家の作り方』新潮社 (2001/3/28)
- 『恢復する家族』講談社 (1998/3/1)
- 『芽むしり仔撃ち』新潮社; 改版 (1997/8/1)
- 『人生の親戚』新潮社 (1994/7/28)
- 『懐かしい年への手紙』講談社 (1992/10/2)
- 『僕が本当に若かった頃』講談社 (1992/5/1)
- 『持続する志』講談社 (1991/12/1)
- 『みずから我が涙をぬぐいたまう日』講談社 (1991/2/4)
- 『叫び声』講談社 (1990/3/5)
- 『万延元年のフットボール』講談社 (1988/4/4)
- 『「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち』新潮社 (1986/2/27)
- 『同時代ゲーム』新潮社 (1984/8/1)
- 『ピンチランナー調書』新潮社; 改版 (1982/3/29)
- 『個人的な体験』新潮社; 改版 (1981/2/27)
- 『われらの狂気を生き延びる道を教えよ』新潮社; 改版 (1975/11/27)
- 『見るまえに跳べ』新潮社; 改版 (1974/5/28)
- 『空の怪物アグイー』新潮社; 改版 (1972/4/3)
- 『遅れてきた青年』新潮社 (1968/11/27)
- 『性的人間』新潮社; 改版 (1968/4/29)
- 『ヒロシマ・ノート』岩波書店 (1965/6/21)
- 『われらの時代』新潮社; 改版 (1963/7/2)
- 『死者の奢り・飼育』新潮社; 改版 (1959/9/29)
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