大住力の名言
give and giveが生きるということだ。
生きることと暮らすことは違う。
by 大住力
『人生後半の時間術 (プレジデント2022年 11/18号)』プレジデント社 (2022/10/28)より
出典元書籍:https://amzn.to/3U7auN5
阿部牧歌の「のほほんコラム」
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は社会起業家で人材教育コンサルタントの大住力さんの名言を
取り上げさせていただきました。
この言葉は、大住力さんがオリエンタルランドに勤務していたころ、
難病の子供たちとその家族を支援する
「Give Kids The World」というアメリカの団体の創設者である
ヘンリ・ランドワース氏に言われた言葉と紹介されていたのですが、
大住力さんが意味を解釈したところ、
「おまえは何をしに、この地球に生まれてきたのか」
と彼に問いかけられたと捉えたそうです。
若い頃は、異性にモテること、お金を稼ぐこと、
出世すること、などに価値を置きがちですが、
歳を重ねれば、そんなものはどんどん価値を失っていきます。
人生の後半になって重要になってくるのは、
「何をしに、この地球に生まれてきたのか」という
自分の人生への問いです。
世の中は副業や資産運用がブームになっていますが、
(私もやっていますが笑)
外しちゃいけないポイントは、
自分の人生をかけてやりたいことをみつけること。
宝くじにあたったほとんどの人が不幸になってしまうのは、
有名なエピソードですが、
お金を得ることと人生の幸福とはまた違う話です。
ひろゆきさんは、「早い段階でお金と幸せをわけたほうがよい」と
配信で言っていたのですが、
現代人はお金と幸せを結びつけすぎなのかもしれません。
わかりやすいのは、ローランドさんの言葉で
「宝くじにあたっても、明日その仕事をしますか?」
というものがあります。
もし宝くじに当たったら今の仕事をやめるというならば、
自分の仕事の価値はお金以下ということになります。
もちろん、現代社会で生きていくにはお金は多くの方にとって、
必要なものなのですが、
自分の仕事がお金以下というのでは、
一体なのために人生の大半の時間を使っているのかということになります。
どんな仕事でもじっくり考えれば、深い意義があります。
その意義と自分の価値観を結び付けられれば、
仕事に深い意味が生まれます。
それこそが天職の正体なのですが、
天職はどこかにあるものではなく、
自分で作り出すものです。
極論、どんな仕事でも天職になる可能性はあります。
その仕事の意義を考え、そこに自分の価値観を紐づける。
それがひいては人生の意味になり、
生まれてきた目的になる。
大住力さんの「おまえは何をしに、この地球に生まれてきたのか」という言葉の解を
私はこう出しました。
大住力のプロフィール
大住力(おおすみ りき/1965年10月16日-)は、広島県福山市出身の社会起業家、人材教育コンサルタント。公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」代表理事、ソコリキ教育研究所所長、日本ライフイズ・ア・ジャーニー協会代表を務める人物であり、株式会社ハウステンボス顧問や国立富山大学、東京理科大学非常勤講師、復興庁「新しい東北」官民連携推進協議会会員なども歴任。大学を卒業後、株式会社オリエンタルランドに入社。約20年間、人材教育、
東京ディズニーシー、イクスピアリのプロジェクトの立ち上げや運営、マネジメントに携わり、2010年、同社を退職。難病を患う子どもと家族への支援を目的とた公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」を設立。日野原重明氏が生前、全国の小中学校を対象に実施した『いのちの授業』の活動を永続的に繋ぎ、全国の小学校で「いのちの授業」プロジェクトを行っている。
参考文献・出典:Wikipedia(URL)
主な著作
- 『一度しかない人生を「どう生きるか」がわかる100年カレンダー』ディスカヴァー・トゥエンティワン (2021/6/25)
- 『マンガでよくわかる ディズニーのすごい仕組み』かんき出版 (2015/6/17)
- 『ディズニーの最強マニュアル』かんき出版 (2014/8/6)
- 『ディズニーの現場力』かんき出版 (2013/12/24)
- 『もしもディズニーが店長だったら』日経BP (2013/4/25)
- 『一生の仕事が見つかるディズニーの教え』日経BP (2012/12/13)
- 『わたしは いま とても しあわせです ―難病のともだちからあなたへ』ポプラ社 (2010/12/2)
大住力の著作一覧:https://amzn.to/3P9MhEQ