大谷徹奘の名言
つまり運命とは、
定められて仕方なくたどるものではない。
みずからの命を自分の力で運んでこそ、
運命といえるのではないか。
by 大谷徹奘
阿部牧歌の「のほほんコラム」
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は僧侶の大谷徹奘さんの名言を
取り上げさせていただきました。
ウィキペディアで「運命」という言葉を調べてみると
「人生は天の命によって定められているとする思想に基づいて考えられている、
人の意思をこえて身の上に起きる禍福」と書かれていたのですが、
大谷徹奘さんによると、
「運命とは、定められて仕方なくたどるものではない。
みずからの命を自分の力で運んでこそ、
運命といえるのではないか」と世に問いかけておられます。
曲解すると、人生とはみずからの命を自分の力で運ぶことであり、
つまり、与えられた命をどう使うかこそが人生だと捉えることもできるのです。
私の好きな言葉に「カードを神が配り、
人間がそのカードで勝負する」というものがあるのですが、
たしかに配られたカードに差はあるかもしれない。
だけどそのカードでいかに戦うかが人生の醍醐味だと思うのです。
生まれた境遇、環境に文句を言っていても始まりません。
その境遇・環境でなにができるかを考えるのが人間の仕事です。
「みずからの命を自分の力で運んでこそ、
運命といえるのではないか」という大谷徹奘さんの言葉を聞いて、
運命とは自分の命をどう使うかであることを強く感じました。
大谷徹奘のプロフィール
大谷徹奘(おおたに てつじょう/1963年4月16日-)は、東京都出身の僧侶。1999年の春頃から全国各地で「心を耕そう」を掲げた法話行脚を始め、2003年に奈良県にある薬師寺の執事となり、2017年に薬師寺副執事長、2019年に薬師寺執事長に就任。2020年からコロナウイルス感染症による社会・経済的影響で、通常の法話が勤められなくなり、オンライン法話に挑戦している。
参考文献・出典:Wikipedia(URL)
主な著作
- 『仏像なんでも事典』理論社 (2017/11/16)
- 『よっぽどの縁ですね: 迷いが晴れる心の授業』小学館 (2017/6/16)
- 『画僧 古礀 vol.1 街かどの福の神と多才なる水墨画の世界』やまとびと編集部 (2017/4/28)
- 『こころの薬箱』北國新聞社出版局 (2015/11/2)
- 『そうだったのか! 般若心経』悟空出版 (2015/9/11)
- 『「修」しながら「行」むから修行という』講談社エディトリアル (2013/2/15)
- 『静思のすすめ』文藝春秋 (2010/8/20)
- 『生き方を求める旅 巡禮〈2〉中国編』イースト・プレス (2008/3/1)
- 『こころの薬―苦しみを取り除く「般若心経」』イースト・プレス (2007/6/1)
- 『「愛情説法」走る!』日本放送出版協会 (2006/11/1)
- 『迷いを越える旅 巡禮―インド仏跡に思う』イースト・プレス (2006/6/1)
- 『自分で選んだ道なのに』イースト・プレス (2005/9/1)
- 『どんな自分になりたいの』善本社 (2002/7/1)
- 『新しい生き方―法句経に学ぶ』善本社 (2001/6/1)
- 『まだ本気じゃないね』クレスト新社 (1999/10/1)
- 『みんな迷いがあるんです』クレスト社 (1997/7/1)
大谷徹奘の著作一覧:https://amzn.to/3FHg7xD