小池一夫の名言
癒してくれるのも結局は人。
by 小池一夫
『メンタル・クエスト 心のHPが0になりそうな自分をラクにする本』PHP研究所 (2020/4/15)より
出典元書籍:https://amzn.to/3CokcEN
阿部牧歌の「のほほんコラム」
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は作家の小池一夫さんの名言を
取り上げさせていただきました。
私は30代のときに人間に絶望したことがあるのですが、
そのとき立ち直るきっかけになってくれたのがこの言葉でした。
人間関係で傷つき、誰も信じられなくなる。
誰しも一度は経験したことがあるかもしれませんが、
私は30代に入ってからこの経験をしました。
自分という人間を通して、人間の愚かさを知る。
どの人間にも愚かな部分があることを知る。
そんな経験を通して、誰も信じられなくなるときが来るかもしれません。
そのときは、小池一夫先生のこの言葉、
「人を傷つけるのも人だけど、
癒してくれるのも結局は人」を思い出してほしいのです。
人間とは、美しさと愚かさを併せ持つ生き物です。
美しいだけの人間はいないし、愚かなだけの人間もいない。
大事なのは愚かな面だけをみて人間に絶望しないことです。
「世界のどこが間違っているかではなく、
どこが素晴らしいかに焦点を合わせるのです」
とは、アーニー・J・ゼリンスキー氏の言葉ですが、
人間のどこが愚かではなく、
人間のどこが美しいかを語りたい。
人間が愚かなのは百も承知で、
その上でどこが美しいかを語ろうじゃありませんか。
高校生の頃に相田みつをさんの
「美しいものを 美しいと思える あなたの心が美しい」
という言葉に出会ったのですが、
これは人間の愚かな面をたくさんみたあとでも、
人間の美しい面をみられるその心を称えた詩であると今になって思います。
小池一夫のプロフィール
小池 一夫(こいけ かずお/1936年5月8日-2019年4月17日)は、秋田県大仙市出身の漫画原作者、小説家、脚本家、作詞家、作家。本名及び僧号は、俵谷 星舟(たわらや せいしゅう)、旧名: 譲(-ゆずる)、作詞家としての別名は、東 文彦(あずま ふみひこ)。大阪芸術大学キャラクター造形学科教授、神奈川工科大学情報学部情報メディア学科教授、大阪エンタテインメントデザイン専門学校教授、小池書院元編集長などを歴任した人物。漫画原作作品としては『子連れ狼』『御用牙』『高校生無頼控』『修羅雪姫』『クライング
フリーマン』『オークション・ハウス』などがある。
参考文献・出典:Wikipedia(URL)
主な著作
- 『自分のせいだと思わない。: 小池一夫の人間関係に執着しない233の言葉』ポプラ社 (2019/9/13)
- 『だめなら逃げてみる: 自分を休める225の言葉』ポプラ社 (2018/10/11)
- 『人生の結論』朝日新聞出版 (2018/8/10)
- 『ふりまわされない。 小池一夫の心をラクにする300の言葉』ポプラ社 (2016/12/8)
- 『小池一夫のキャラクター創造論』ゴマブックス株式会社 (2016/7/31)
- 『「孤独」が人を育てる 小池一夫 名言集』講談社 (2015/6/23)
小池一夫の著作一覧:https://amzn.to/3ZoCnUS
小池一夫の名言集
オールマイティーに勝っている必要はない。
僕が劣っているところは、
あなたにお願いします。
あなたが不得意なことで、
僕が引き受けられることもありますから。
by 小池一夫
特に若い人に言いたいのだが、
逃げ場をつくっておかないと人生は本当に苦しい。
苦しくなった時には、
すでに逃げ場をつくる気力も体力もない。
だから、順調な時から逃げ場をつくっておくのだ。
by 小池一夫