鈴木裕介の名言 第3集

人が本当に幸せになるためには、
他人が納得する物語ではなく、
自分が納得する物語を生きる必要があります。

by 鈴木裕介

『我慢して生きるほど人生は長くない』アスコム (2021/10/16)より

出典元書籍:https://amzn.to/3vMfTiW

阿部牧歌の「のほほんコラム」

こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は秋葉原saveクリニック院長
の鈴木裕介さんの名言を
取り上げさせていただきました。

鈴木裕介さんの著書『我慢して生きるほど人生は長くない』を
読ませていただいたのですが、
その中で一番、心に響いたのがこの言葉、
「他人が納得する物語ではなく、
自分が納得する物語を生きる必要があります」でした。

日本では多くの人が幼い頃から評価されて育ちます。
そのため、評価されること=価値のあることという認識を持ちやすく、
他人から評価されないことは、価値がないという思いやすい。
そのため、他人から評価されないことは
「自分のやりたいこと」として認めにくくなる
というのが鈴木裕介さんの見解でした。

つまり、多くの日本人のやりたいことというのは、
他人が評価してくれるかどうかが前提になっているというのです。

しかし、鈴木裕介さんはここに異論を唱えます。
自分が幸せになるためには、
自分が納得する物語を生きる必要がある。
決して他人が納得する物語を生きるものではないのだと。

振り返ってみれば、我々は生産性というものに取りつかれているのかもしれません。
効率、効果、有効性、有用性を追い求め、そうでないものには価値を置きづらい。
もちろん、ビジネスでは重要な要素ではあると思うのですが、
こと自分の幸せを考えたときに、有用性や生産性のあるものだけが、
自分の幸せに結びつくとは限りません。

自分の人生において、やりたいこと、楽しむことということに関しては、
生産性というものから離れる必要があるのではないでしょうか。
評価や生産性と自分の幸せをわけて考える。
評価される社会だからこそ、この視点はもっておきたいものです。

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