岡康道の名言
人生を楽しむ権利くらいは
残されていると思うのです。
立派じゃなくてもいいじゃないですか。
人は、二度生きられないんですから。
by 岡康道
阿部牧歌の「のほほんコラム」
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日はCMプランナーの岡康道さんの名言を
取り上げさせていただきました。
多くの方が成長しようと日々努力されていることだと思うのですが、
あえてそんな方にメッセージを届けるとしたら、
岡康道さんの「立派じゃなくてもいいじゃないですか」という言葉を贈りたい。
優れているものが良しとされる世の中で、
優れていない者はさもすると悪ともなってしまう。
この思考が実は危険で、
優れていないと自分には価値がないという思考に陥ってしまうこともある。
つまり、常に比較をして他人よりも優れているところに自分の価値を置きそうになる。
もちろん、優れていることは賞賛されるべきことであり、
世の中の役に立つことも文句のつけようのない素晴らしいこと。
だけど、一周回って優れていないものにも、存在を許してあげないと
生きるのがつらくなる。
なぜなら、優れていないと自分の存在価値を認められなくなるから。
優れていることはよいことだ。
だけど優れていないというのもまた一興ぐらいに考えておくのが、
人生を楽しく生きる秘訣かもしれません。
優れていないもの、世の中に役に立たないものを愛する心こそ、
人生に豊かさを与えてくれるものだと思うのです。
岡康道のプロフィール
岡康道(おか やすみち/1956年8月15日-2020年7月31日)は、佐賀県生まれ・京都育ちのクリエイティブ・ディレクター、CMプランナー、実業家。早稲田大学法学部卒業後、電通に入社(当初は営業)。CMの企画・制作などに関わり、数々の賞を受賞した後、1999年7月に日本初のクリエイティブエージェンシー「TUGBOAT(タグボート)」を設立し独立。
参考文献・出典:Wikipedia(URL)
主な著作
- 『広告と超私的スポーツ噺』玄光社 (2020/4/30)
- 『人生の諸問題 五十路越え』日経BP (2019/7/4)
- 『夏の果て』小学館 (2016/7/11)
- 『勝率2割の仕事論~ヒットは「臆病」から生まれる~』光文社 (2016/6/20)
- 『アイデアの直前 —タグボート岡康道の昨日・今日・明日』河出書房新社 (2013/2/21)
- 『いつだって僕たちは途上にいる』講談社 (2012/6/14)
- 『ガラパゴスでいいじゃない (人生2割がちょうどいい)』講談社 (2010/8/27)
- 『最新約コピーバイブル』宣伝会議 (2007/7/15)
- 『CM』宣伝会議 (2005/5/1)
- 『ブランドII』宣伝会議 (2004/5/20)
- 『ブランド』宣伝会議 (2002/11/1)
- 『岡康道の仕事と周辺』六耀社 (1997/9/1)
岡康道の著作一覧:https://amzn.to/3QM1AEK