小池一夫の名言 第9集
「人生は漂うもの、しかし、沈んではだめだ」
ぐらいの価値観で生きられると楽だね。
by 小池一夫
『自分のせいだと思わない。: 小池一夫の人間関係に執着しない233の言葉』ポプラ社 (2019/9/13)より
出典元書籍:https://amzn.to/3WqNytt
阿部牧歌の「のほほんコラム」
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は作家の小池一夫さんの名言を
取り上げさせていただきました。
「漂えど沈まず」という言葉は知らなかったのですが、
「人生は漂うもの、しかし、沈んではだめだ」という小池一夫さんの訳が好きです。
人生は大いに迷っていい。ただし、やめてしまってはだめだ。という意味で捉えたのですが、
みなさんはこの言葉をどう捉えました?
人生は道が決まっていて、回答が用意されている。
そう思うと道から外れてしまった自分、回答にたどり着けない自分を責めてしまいそうになります。
ですが、人生にはもともと道はない。自分が迷いながら漂ったものが結果的に道になる。
そんな人類が漂ってきた記録が歴史というものでしょう。
人類がどんな漂い方をしてどんな結末を迎えたか。
歴史から学ぶことも多いと思います。
しかし、我々が生きるのは誰も生きたことがない未来です。
何が起こるかは想定不能。人類の誰もが大いに迷うものです。
人生は迷うもの。だけど途中でやめなければいいだけという心づもりで生きていく。
そうするとずいぶん楽に生きられるのではないでしょうか。
世界中の誰もが迷っているし、漂っている。それが人生である。
大事なのは迷う自分、漂っている自分を責めないことです。
逆に沈まない自分を褒めてあげてほしい。
沈まなければ、いずれどこかにたどり着きます。
人生という名の旅路に「漂えど沈まず」という言葉を持っていくことをおすすめします。