勝間和代の名言
「やることを効率化すること」ではなく、
「やらないことを決めること」です。
どうしても私たちは、今の自分を正当化します。
そのため、新しいことを取り入れるのには
積極的になれても、
「今やっていることをやめる」ことには
消極的になりがちです。
しかし投資効果を考えた場合、
「不必要なことをやめる」というのが、
時間を生み出すのに一番効率のよい方法です。
by 勝間和代
阿部牧歌の「のほほんコラム」
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は著述家で評論家の勝間和代さんの名言を
取り上げさせていただきました。
今日は時間管理術についての言葉を取り上げたのですが、
勝間和代さんの言葉の中でキーになるのは
「どうしても私たちは、今の自分を正当化します」
という部分ではないかと思うのです。
投資の分野では「コンコルド効果」という名前で知られていて、
自分が投資した際に、失敗したと思っても投資したお金を惜しんで
損失を確定して撤退できずに、ずるずると続けてしまうことをいうのですが、
お金だけでなく、時間や労力など自分が一回投資したことに関しては、
我々は自分を正当化してやめれなくなるものです。
時間管理術でまずやるべきことは、
惰性で続けているやる必要のない時間をカットすることです。
その際に大事なのは、これまでにどれだけの労力をかけたことであっても、
それが自分にとって有益な時間になっていないのならカットすることです。
言葉でいうのは簡単ですが、これがかなり難しい。
皆さんも会社でもずっと赤字なのにずるずると続けている部門はありませんか?
それこそがまさに間違いを認めたくないという人間心理によるもので、
将来回収できる目途がたっているならいいですが、
ただ、正当化するためだけに続けているならそれは自分の間違いを認める時です。
自分の毎日を振り返ってみて、惰性で続けている、いまさらやめられない、
これまでやってきたからなどの理由だけで続けている有益でない時間を思い切ってカットする。
これが時間管理の第一歩です。
もちろん、生産性だけがすべてではないので、
それが心の安らぎに繋がっているなど自分にとって大事かどうかで判断してください。
大切なのは、我々人間というものは自分を正当化する生き物であることを認め、
間違いを認めたくないだけで続けている行動をやめることです。
言い換えれば、自分は間違っていたと認めることができる人にだけ、
有益な時間管理の道がひらかれるのです。
勝間和代のプロフィール
勝間 和代(かつま かずよ/1968年12月14日-)は、東京都葛飾区出身の著述家、評論家、経営コンサルタント。太田昭和監査法人やアーサー・アンダーセン、ケミカル銀行、マッキンゼー、JPモルガン証券などで会計士、金利トレーダー、経営コンサルタント、証券アナリストなどとして活躍した後、経営コンサルタント+投資顧問として2007年に独立。数多くの著書を出版しているベストセラー作家であり、内閣府男女共同参画会議議員や総務省「ICT成長力懇談会」のメンバーなども務めている。
参考文献・出典:Wikipedia(URL)
主な著作
- 『仕事も人生もうまくいく! 勝間式 タイムパフォーマンスを上げる習慣』宝島社 (2023/2/14)
- 『増補改訂版 勝間式食事ハック』宝島社 (2022/11/18)
- 『できないのはあなたのせいじゃない ブレインロック解除で潜在能力が目覚める』プレジデント社 (2022/5/21)
- 『勝間式 金持ちになる読書法』宝島社 (2021/12/25)
- 『勝間式生き方の知見 お金と幸せを同時に手に入れる55の方法』KADOKAWA (2021/9/15)
- 『健康もマネーも人生100年シフト! 勝間式ロジカル不老長寿』宝島社 (2021/7/13)
- 『勝間式 超ロジカル家事』アチーブメント出版 (2021/3/31)
- 『自由もお金も手に入る! 勝間式超スローライフ』KADOKAWA (2020/10/7)
- 『圧倒的に自由で快適な未来が手に入る! 勝間式ネオ・ライフハック100』KADOKAWA (2020/7/29)
- 『ラクして おいしく、太らない! 勝間式超ロジカル料理』アチーブメント出版; A5判版 (2020/3/1)
- 『2週間で人生を取り戻す! 勝間式 汚部屋脱出プログラム』文藝春秋 (2019/8/6)
- 『人生100年時代の稼ぎ方』アチーブメント出版; 四六版 (2019/6/30)
- 『勝間式超コントロール思考』アチーブメント出版; 四六版 (2019/2/2)
- 『勝間式 食事ハック』宝島社 (2018/8/10)
- 『稼ぐ話力 相手を腹落ちさせるプレゼンテーション術』毎日新聞出版(インプレス) (2014/9/27)
- 『最後の英語やり直し!』毎日新聞出版(インプレス) (2014/2/28)
- 『やせる!』光文社 (2012/10/17)
- 『「有名人になる」ということ』ディスカヴァー・トゥエンティワン (2012/4/28)
- 『まじめの罠』光文社 (2011/10/18)
- 『決算書は必ず裏を読め!』学研プラス (2010/9/14)
- 『勝間和代のビジネス思考力養成セミナー[基礎力養成編] 』ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010/5/20)
- 『つながる力 ツイッターは「つながり」の何を変えるのか?』ディスカヴァー・トゥエンティワン (2009/12/20)
- 『会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く』光文社 (2009/3/17)
- 『断る力』文藝春秋 (2009/2/19)
- 『起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術』ダイヤモンド社 (2008/11/29)
- 『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践』ディスカヴァー・トゥエンティワン (2008/6/15)
- 『お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践』光文社 (2007/11/16)
- 『無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法』ディスカヴァー・トゥエンティワン (2007/4/5)
勝間和代の著作一覧:https://amzn.to/3HnF9RN
コラム化待ち名言
※旧サイト掲載分です。順番にコラム化していっています。
ですから、手間がかからない方法でないと、
決して続きません。
by 勝間和代
得意なことに集中したほうがいいのです。
by 勝間和代
いくら強調しても、しすぎることはありません。
問題解決がうまくいかないのは、
現状把握をしないで
解決策ばかりに時間を使うからです。
現状把握ができれば、
問題は七割方は解決したも同然なのです。
by 勝間和代
トヨタのカイゼンも同じ発想です。
トヨタでは、
「昨日と同じことをやること」を「作業」と呼び、
「明日からよりよい仕事ができるように
準備すること」を「仕事」と言います。
by 勝間和代
すべて正しい。
by 勝間和代
ネットやリアルの場で
嫌がらせをされたりした場合、
こちらが何もしなければ、
相手のそういう行為が
半年以上続くことは、まずありません。
by 勝間和代
先行投資。
by 勝間和代
理由は簡単です。
やることを減らさないからです。
by 勝間和代
後戻りをしていない限り、
いつかは達成できる。
by 勝間和代