かとう みちこの名言
そして わかれ
みいんな しあわせのかくしあじ
by かとう みちこ
阿部牧歌の「のほほんコラム」
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は詩人のかとうみちこさんの名言を
取り上げさせていただきました。
高校生の時に難病に冒され、生死を何度もさまよったかとうみちこさんですが、
それでも苦しみや悲しみが幸せの隠し味になっていると述べている姿に
かとうみちこさんの強さを感じました。
私にわかるのは、雨でどしゃぶりの中で帰ったあとの家庭の温かさぐらいですが、
それでも冷たい雨という苦しみが家に帰ったあとの幸せになっていることはわかる。
だけど、それが生死をさまようような難病でも、
幸せの隠し味になるんだよと言えるところが人間の強さなのかなと思いました。
苦しみ、悲しみ、別れがあるから、
人生というものに幸せがある。
ずっと幸せな状態だったらそれに慣れてしまって感動しなくなる。
現に蛇口をひねれば、水が出て、
スイッチを押せば、電気が付くのが幸せではなく、
あたりまえになってしまっている。
綺麗な水がいつでも飲めて、
電気ガス水道が整備されている世界なんて、
先進国ぐらいなもの。
そんな日常に感謝もせずに不満ばかりを述べてしまう。
幸せの反対は「当たり前」なのかもしれません。
かとう みちこのプロフィール
かとう みちこ(1949年-)は、埼玉県鳩ヶ谷市出身の詩人。16歳で突然の難病(無腐性壊死)に冒され、入退院を繰り返した経験を元に、「生きるとは何か―」についての作品を多く残した人物。難病と闘いながらも作詞、講演、司会等で活躍している。
参考文献・出典:かとうみちこ公式HP
主な著作
- 『みちこ、笑ってごらん!―いのち壊れて輝いて』モラロジー研究所 (2001/6/1)
- 『いま、生かされている私』壮神社 (1997/10/1)
- 『いのちよ、ありがとう』日新報道 (1987/10/1)
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