斉藤徹の名言

船を造りたければ、
人に木を集めてくるように促したり、
作業や任務を割り振ることをせず、
はてしなく続く広大な海を慕うことを教えよ。

by 斉藤徹

『100歳まで安心 人生後半のお金戦略 (プレジデント2023年 1/13号)』プレジデント社 (2022/12/23)より

出典元書籍:https://amzn.to/3jFU0PL

阿部牧歌の「のほほんコラム」

こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は実業家で経営学者の斉藤徹さんの名言を
取り上げさせていただきました。

組織論を専門とする斉藤徹さんですが、
サン・テグジュペリの「星の王子さま」の解釈に
チーム作りを繋げて、上記の言葉を述べておられたのですが、

チーム作りというのは、ああしろ、こうしろと上から下に命令することではない。
船を造ることに例えれば、「海はなんて広大なんだ。
水平線の向こうにはどんな世界が広がっているのだろう。
みんな、いってみたいとは思わないか?」と声をかけるだけでいい。
そうすれば、チーム一丸となって船を造りだす。

理論的に言えば、チームの存在意義を
個々のモチベーションに繋げる作業が大切ということです。

この会社はなんのために存在していて、
働いている自分たちはいったいどんな役割をはたしているのか、
それを認識する作業がチーム作りではとて重要なのです。

言われたことしかやらないというのは、
部下のモチベーションと会社の存在意義が繋がっていないのです。

どんな仕事にもこの世で成り立っているならば、
そこには深い意義と意味があります。
それを見ずして、よい仕事はできません。

リーダーには、チームのビジョンと存在意義を語る力が必要です。
それこそがマネージメントであり、組織作りの肝ではないかということを
斉藤徹さんの言葉から学ばせていただきました。

斉藤徹のプロフィール

斉藤 徹(さいとう とおる/1961年-)は、神奈川県出身の実業家経営学者。ビジネス・ブレークスルー大学経営学部教授や株式会社hint代表取締役、株式会社ループス・コミュニケーションズ代表取締役などを務める人物。慶應義塾大学を卒業後、1985年に日本IBM株式会社に入社。1991年に株式会社フレックスファームを創業、2005年に株式会社ループス・コミュニケーションズを創業。2016年に学習院大学経済学部特別客員教授に就任。2018年にオンライン経営スクール「hintゼミ」を創設。2020年にビジネス・ブレークスルー大学経営学部教授に就任。専門は組織論と起業論であり、学習院大学では幸せ視点の経営講義がZ世代の心に響き、立ち見のできる人気教室となった。

参考文献・出典:『だから僕たちは、組織を変えていける ワークブック』クロスメディア・パブリッシング (2022/12/16)

主な著作

  • 『だから僕たちは、組織を変えていける ワークブック』クロスメディア・パブリッシング (2022/12/16)
  • 『だから僕たちは、組織を変えていける ―やる気に満ちた「やさしいチーム」のつくりかた』クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2021/11/29)
  • 『ソーシャルネイティブ、「Z世代の本音」を探る』翔泳社; 第1版 (2020/10/5)
  • 『業界破壊企業 第二のGAFAを狙う革新者たち』光文社 (2020/5/19)
  • 『再起動 リブート』ダイヤモンド社; 第1版 (2016/12/15)
  • 『ソーシャルシフト 新しい顧客戦略の教科書』KADOKAWA/中経出版 (2014/9/23)
  • 『BEソーシャル!: 社員と顧客に愛される5つのシフト』日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2012/11/1)
  • 『ソーシャルシフト: これからの企業にとって一番大切なこと』日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2011/11/1)

斉藤徹の著作一覧:https://amzn.to/40xeaMx

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