加山雄三の名言

定年で「やることがない」なんてぼやいていてはいけない。
自身の第六感を信じて、
自分のやりたいことをまた見つけたらいい。
退職して職は失っても、
生きた人間という肉体船に乗った魂は生涯現役。
自分がその肉体船の船長なんだから、
棺桶に入るまでは責任もって舵取りしてほしい。

by 加山雄三

『DO楽(どらく)』より

阿部牧歌の「のほほんコラム」

こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は音楽家で俳優の加山雄三さんの名言を
取り上げさせていただきました。

2022年に年内でコンサート活動から引退することを発表した加山雄三さんですが、
「生きた人間という肉体船に乗った魂は生涯現役」という言葉を述べられており、
ひとつの職業という役割を終えても、
その命が役割を終えるのはまだまだ先の話。

加山雄三さんはこの言葉で何を伝えたかったのかなと考えたのですが、
それは定年を迎えたからって「生きる」ことから降りるんじゃない。
ということかなと思います。

定年というのは、これまで担っていた役割を終えること。
だけど、別に死んだわけじゃない。
まだまだできることはあるはずで、生きることを終えたわけじゃない。
死ぬその瞬間まで、生きることの現役なんだよ。
そう伝えたかったのではないかと思うのです。

定年を例に出されていますが、失業や失恋など失意する瞬間が人生にはあるでしょう。
たしかに何かを失ったかもしれません。
もしかしたらもう自分の人生は終わりだなんて考えてしまうこともあるかもしれない。
だけどあなたという身体は、ちゃんと生きているんです。

まだまだ人生は挽回が可能だし、道はいくらでもある。
失意のときはそのことが見えなくなってしまうのです。

大切な人をなくしたとしても、職業を失っても、
あなたの人生は続いていくのです。
生きることは誰もが生涯現役。
命を終えるその瞬間まで、自分という船の舵取りを責任をもっておこないたいものです。

加山雄三のプロフィール

加山雄三(かやま ゆうぞう/1937年4月11日-)は、神奈川県出身の音楽家俳優画家。本名は、池端 直亮(いけはた なおあき)。1961年に「夜の太陽」で歌手デビュー。1965年に発売した「君といつまでも」が350万枚の大ヒットを記録。後のフォークソングやニューミュージック全盛時代に先立つ、シンガーソングライターの草分け的存在であり、日本ではじめて多重録音を手がけた歌手としても知られている。俳優としては東宝の若手看板スターとして活躍し、娯楽映画の『若大将シリーズ』が代表作として有名な一方で、黒澤明、成瀬巳喜男、岡本喜八といった名匠の作品にも多く出演。画家としては海を描いた風景画を中心に多くの画集を発表している。また、彼のブロマイド写真は当時の女学生を中心に爆発的な売れ行きを記録している。2014年に旭日小綬章を受章。文化功労者

参考文献・出典:Wikipedia(URL)

主な著作

  • 『若大将のゆうゆう散歩 ―東京下町編―』幻冬舎 (2013/5/10)
  • 『若大将の履歴書』日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2010/4/1)
  • 『わが人生〈7〉湘南讃歌』神奈川新聞社 (2008/7/1)
  • 『I AM MUSIC 音楽的人生論』講談社 (2005/4/11)
  • 『この夢をこころに―ぼくの青春讃歌』講談社 (1986/7/1)
  • 『ふたたびこの愛いつまでも―若大将の子育て実戦記パートII』光文社 (1985/3/1)
  • 『この愛いつまでも―若大将の子育て実戦記』

加山雄三の著作一覧:https://amzn.to/3I1mtYz

コラム化待ち名言

※旧サイト掲載分です。順番にコラム化していっています。

子どもにとって、
最高の幸せとは、
両親が円満であることです。

by 加山雄三

人間は何を目的にして生きていくか、
つまるところは「幸せ」だろうと思います。
じゃあ幸せとは何か、お金であり、健康であり、社会的な地位など、
人の価値観によってさまざまですが、
幸せを得てもこれを幸せと思う心がなければ幸せではないわけです。

by 加山雄三

人間はね、思いどおりのことをするんです。
「色即是空、空即是色」の言葉どおり自分の思ったことが自分の人生になる。
つらいと言って暗い顔をしていたら、それまでの人生。
つらさを受けとめながらも明るく振る舞うことで、
人生を楽しい色にできる。

by 加山雄三

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