出口治明の名言 第4集

「生物が歳月とともに老いてやがて死ぬ」
という自然の摂理にあれこれ悩む。
そんなことをしても仕方ないのです。

by 出口治明

『介護とお金の大問題 (プレジデント2022年 8/12号)』プレジデント社 (2022/7/22)より

出典元書籍:https://amzn.to/41MBTsX

阿部牧歌の「のほほんコラム」

こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日はライフネット生命の創業者
の出口治明さんの名言を取り上げさせていただきました。

出口治明さんはダーウィンの自然淘汰論が生物論としては、
最高の理論だと述べておられ、
何が起こるかは誰にもわからないし、
どんな事態に直面するかは運しだい。
その場所の環境に適応した者が生き残る。

人間も川の流れに身を任せ、
たゆたうことしかできないと語っておられました。

生物が老いてゆくというのは、
変えられない自然の摂理であり、
そんなことで悩んでいてもしかたがない。

神学者のラインホールド・ニーバーは、
「変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ」という言葉を残されていますが、

我々人間が頭を使うべきところは、
その物事、事象、現象が変えられるものなのか、
変えられない者かを見極める力ではないでしょうか。

自身の力で変えられるものならば、
大いに努力をして変えればよい。
ただし、変えられないものならば、
それは受け入れるべき運命である。

変えられないものは、変えられないという前提に立って、
今、自分に何ができるかを考える。
その一歩一歩で人生を進んでゆくしかない。

これからも世界はどんどん変化していくでしょう。
その変化はひとりの人間でとめられるものではない。
だとしたら、その変化に適応し、
よりよい人生を歩んでいきたいものです。

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