神吉晴夫の名言

普段は休んでいてもいい。
しかし、いざというときには、
カンを働かせて、勝負に出なさい。

by 神吉晴夫

阿部牧歌の「のほほんコラム」

こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は「カッパ・ブックス」シリーズの創始者
の神吉晴夫さんの名言を取り上げさせていただきました。

大きな成功を収めた方は、常に全力疾走で走り抜けているように思っていたのですが、
実態は「いざというときに勝負に出る」というほうが近いようです。

神吉晴夫さんは、「会社に勤務している四十年間のうち、
十年だけ輝けばいい。」という言葉も残しておられ、
大きな力を発揮するには、脱力も大事なことを感じました。

普段、大いに脱力し、リラックスし、回復しているからこそ、
ここぞというときに大きな力がだせる。そう思うのです。

真面目な人ほど、自分にリラックスの時間を与えず、
常に邁進して疲弊している傾向を感じるのですが、
長い社会生活ではいかに持続可能なペースにするかが大事。

アウトプットとインプットの関係でいえば、
ずっとアウトプットだけしていたら、枯渇してしまいます。
十分な量のインプットをするからこそ、
クオリティの高いアウトプットができる。

自分にインプットする時間、リラックスする時間、回復する時間を与えてあげる。
これができていない人が私の周りでも結構多いように感じます。

常に全力疾走なんて人間はできません。
どこで全力を出すのか、その見極めが人生では大事なのでしょう。
いかに力を抜くか。どこで全力を出すか。
そんな視点で毎日をみてみるのも面白いと思います。

神吉晴夫のプロフィール

神吉晴夫(かんき はるお/1901年2月15日-1977年1月24日)は、カッパ・ブックスの創始者や光文社二代目社長、かんき出版創業者などとして知られる編集者出版事業家であり、「戦後最大の出版プロデューサー」と称される。兵庫県加古川市西神吉町出身。1927年に東京帝国大学文学部仏文科を中退し、講談社に入社。童謡プロデューサーとして「かもめの水兵さん」「赤い帽子白い帽子」「ふたァつ、ふたァつ、何でしょね」などのヒット曲を生み出し、1945年に光文社創立に参加し、編集局長となり、1965年に社長に就任。1977年にかんき出版を設立。

参考文献・出典:Wikipedia(URL)

主な著作

  • 『編集者、それはペンを持たない作家である 私は人間記録として、自分の感動を多くの読者に伝えたかった。』実業之日本社 (2022/6/30)
  • 『俺は現役だ』土曜社 (2020/6/5)
  • 『カッパ軍団をひきいて 魅力を売りつづけた男たちのドラマ』学陽書房 (1976)
  • 『カッパ兵法 人間は一回しか生きない』華書房・ハナ・ブックス (1966)
  • 『俺は現役だ カッパ大将発言集』オリオン社 (1964)
  • 『現場に不満の火を燃やせ ビジネスマン入門』オリオン社 (1963)
  • 『台風の子 伊勢湾周辺の記録』光文社カッパ・ブックス (1960)
  • 『三光 日本人の中国における戦争犯罪の告白』光文社カッパ・ブックス (1957)

神吉晴夫の著作一覧:https://amzn.to/41Epc3a

著作権者の皆様へ
  • ※当サイトでは著者の方をはじめ、著作権者の皆様の尊厳や利益を損なわぬよう、著作権者の皆様への敬意を込めたサイト運営を心がけております。しかしながら、いたらない点があり、著作権者の皆様の不利益に繋がるような記述・表記・掲載がございましたら速やかに対応させていただきますので、お手数お掛けしまして恐れ入りますがこちらのメールフォームよりご連絡をいただけますと幸いです。