細尾真孝の名言

大切なのはブレない縦糸。
縦糸がブレたら横糸は入らない。

by 細尾真孝

『脳疲労ゼロ革命 (プレジデント2022年 7/29号)』より

出典元書籍:https://amzn.to/3JbWs9J

阿部牧歌の「のほほんコラム」

こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は株式会社細尾代表取締役社長を務める
細尾真孝さんの名言を取り上げさせていただきました。

元禄元年から続く西陣織の老舗である、細尾の12代目として知られる
細尾真孝さんですが、素材にFRPガラスを用いてレクサスとコラボするなど、
伝統産業にイノベーションを起こされています。
そんな細尾真孝さんにとっての縦糸は「美を追求する姿勢」とのこと。

その縦糸さえブレなければ、どんな横糸を入れてもよい。
そんな姿勢が世界のブランドから高い支持を得ている秘訣なのかもしれません。

我々が何かイノベーションを起こそうというとき、
縦糸も横糸も一気に0から作りだそうとしがちです。
ですが、20年、30年、40年生きていれば、
あなたには軸となる縦糸がきっとあるはず。

その縦糸をしっかり認識すること。
これがイノベーションの入り口です。
世界はどんどん変わっていきます。

特にAIの分野では進化が著しく、
ChatGPTなどがグーグル検索にとって代わるともいわれています。
ですがそんな変化を恐れるのではなく、
横糸として取り入れていく姿勢が大事ではないでしょうか。

私がいま書いているブログという形も10年後には大きな変化が起きていることでしょう。
ですが、それは「先人たちの言葉を未来に伝える」というこのサイトのコンセプトである縦糸に
どの横糸をいれていくかの違いでしかありません。

世の中の変化を、横糸ととらえ、自分の縦糸に編み込んでいく。
それでこそ、次の時代で立派な織物となって役に立つ。
西陣織の老舗である細尾真孝さんの縦糸と横糸の概念を学ばせていただきました。

細尾真孝のプロフィール

細尾 真孝(ほそお まさたか/1978年-)は、京都府京都市出身の実業家。株式会社細尾代表取締役社長を務める人物であり、元禄元年から続く西陣織の老舗、細尾12代目。MITメディアラボ ディレクターズフェロー、一般社団法人GO
ON 代表理事、株式会社ポーラ・オルビス ホールディングス外部技術顧問なども務める。大学卒業後、音楽活動を経て、大手ジュエリーメーカーに入社。フィレンッェに留学した後、2008年に細尾に入社。常務取締役を経て、2020年に代表取締役社長に就任。

参考文献・出典:Wikipedia(URL)

主な著作

  • 『日本の美意識で世界初に挑む』ダイヤモンド社 (2021/9/15)

細尾真孝の著作一覧:https://amzn.to/3kXuR3G

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