鎌田祐樹の名言

人生ってだいたい勇み足で始めて、
生意気だとか、わかってないとか言われながら、
それでもやっていくうちに、
だんだんと求められるレベルに追いついていくんじゃないかなと今は思います。

by 鎌田祐樹

『PHP2023年4月号:何歳からでも人生は楽しめる!』PHP研究所 (2023/3/9)より

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阿部牧歌の「のほほんコラム」

こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は農家見習いでエッセイストの鎌田祐樹さんの名言を
取り上げさせていただきました。

上記の言葉は、鎌田祐樹さんが恵文社でマネージャーに抜擢されたときを振り返ったときの言葉なのですが、
本の知識やマネジメント力などマネージャーに必要とされる能力がまったく足りなかったとか。
ベテランのパートさんに聞きまわるなどで徐々に力をつけていったとのことなのですが、
新しい仕事をするにせよ、新しい役職をするにせよ、
とにかく新しいことをするときに能力がバッチリそろっているなんてことはないのではないでしょうか。

これから新しいことにチャレンジするという方にぴったりだなと思ってこの言葉を取り上げたのですが、
新しい世界に進むとき、必要な能力を完璧に持ち合わせている人なんていません。
「自分なんかができるかな…」と思うのは当然。足りなくて当然なのです。
大事なのはやり続けることによって人間の能力は伸びていくということを信じること。

頑張ってやっていればきっとできるようになる。
今もっているものは過去の集大成です。
だけど、新しい世界に進むときに必要なのは未来の自分への信頼。
最初からすべてそろっている必要はありません。
必要なものを吸収して学習して成長していくんだという気持ちがあれば大丈夫。

新しい世界に飛び込もうというときには、
今、何を持っているかなんて気にしなくていいのです。
アメリカの牧師で自己啓発作家のノーマン・ビンセント・ピールさんはこう言っています。
「まずは、こころを塀の向こうに投げたらいい。
ほかのものごとは、あとからついてくる。」

鎌田祐樹のプロフィール

鎌田 祐樹(かまた ゆうき/1991年-)は、全国的に有名な京都の個性派書店・恵文社で働き、農業の世界に転身した農家見習い、エッセイスト(文筆業)。大学在学中にアルバイトで恵文社一乗寺店の立ち上げに参加。その後、恵文社に入社し、マネージャーに就任。2021年に恵文社を退社し、知人の紹介で大原にある有機農家で働き始める。農作業を通してみたものや日々の思考などをエッセイとして発表している。

参考文献・出典:『PHP2023年4月号:何歳からでも人生は楽しめる!』PHP研究所 (2023/3/9)

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