ハーマン・メルヴィルのプロフィール
ハーマン・メルヴィル(Herman Melville/1819年8月1日-1891年9月28日/男性)は、アメリカの小説家、著述家。ニューヨーク州ニューヨーク市出身。世界の十大小説の一つとも称される『白鯨』の作者として著名な人物。父が多額の借金を残し亡くなり、借金返済のため学校を中退して銀行や小学校教員、測量土木技師などで働くが生活が成り立たず、兄の紹介で船員となる。1840年に捕鯨船アクシュネット号に乗組員となり、翌年より太平洋を航海。しかし、航海のあまりの厳しさから1842年にヌク・ヒバ島(マルケサス諸島)で仲間と共に脱走。オーストラリアの捕鯨船ルーシー・アン号に救われるものの、乗組員の暴動に巻き込まれてしまう。メルヴィルの航海はアメリカの捕鯨船チャールズ・アンド・ヘンリー号に救われハワイに戻るまで続く。その後、アメリカ海軍水兵を経て小説を書き始め、1845年に処女作『タイピー』を発表。1851年に後に代表作となる『白鯨』を発表。働きながら小説を細々と発表し続けたが彼の生存中に作品が評価されることはなく、死後30年を経た1921年頃から再評価されるようになり、現在ではアメリカを代表する作家として広く知られている。
Created March 11, 2017
主な著書
- 1851年『白鯨』Moby-Dick
- 1852年『ピエール』Pierre or the Ambiguities
- 1853年『代書人バートルビー』Bartleby the Scrivener
- 1924年『ビリー・バッド』Billy Budd
ハーマン・メルヴィルの名言集
『Goodreads』より
誰かの真似をして成功するぐらいなら
自分のやり方で失敗した方がいい。意訳・要約
どんな運命が用意されていようとも
私は笑いながらそれを行く。意訳・要約
真実は物事の中にある。
言葉の中にはない。意訳・要約
『Brainy Quote』より
一度も失敗したことがない人に
たいしたことは出来ない。意訳・要約
未分類
旧サイトで公開していた参考文献・出典元が特定できていない分です。詳細がわかりしだい追記・分類します。
不遇というものは
ナイフのようなものだ。刃をつかめば手を切ってしまうが
把手を握ればこれほど生きるのに役に立つものはない。