梶原一騎のプロフィール
梶原一騎(かじわら いっき/1936年9月4日-1987年1月21日/男性)は、東京市出身の漫画原作者、小説家、映画プロデューサー。本名は高森 朝樹(たかもり あさき)。『巨人の星』や『あしたのジョー』、『愛と誠』『空手バカ一代』『タイガーマスク』などの作品で知られる人物であり、格闘技やスポーツを題材に男の闘う姿を豪快に、ときには繊細に描き、いわゆる「スポ根もの」分野を確立。梶原作品の特色としては、最後に主人公が散り去っていく作品が多く、ハッピーエンドで完結する作品はほとんどない。直情型で己の道に突き進む主人公像が見られ、真白になるまで燃え尽きる結末を好むのが、梶原作品の特徴ともいえる。
Created September 30, 2017
主な作品
- 『巨人の星』
- 『あしたのジョー』
- 『愛と誠』
- 『空手バカ一代』
- 『タイガーマスク』
- 『赤き血のイレブン』
- 『柔道一直線』
- 『侍ジャイアンツ』
- 『夕やけ番長』
- 『男の星座』
梶原一騎の名言集
『男の条件』集英社より
その一
だんじて小手先の作品を
えがくなかれおのれの血のすべてを
インクにせよ!その二
かりそめにも
花の人気を追うなかれ土をおこして
根をこやすべしその三
いくばくかの地位を得ても
未練をもつなかれ嵐と平和あれば
嵐をえらぶべしその四
いかなるときも
負けて泣くなかれ負けて研究し
勝利を生む母とすべしその五
以上を守りぬいても
自分のみ正しいと
思いあがるなかれ自分以外
すべて師とせよ!抜粋・略
『柔道讃歌』ホーム社より
他人の倍ケイコする
すなわち他人より強くなること
あたりまえにして絶対の真理抜粋・略
どんなに相手が強敵だろうと
つまるところ、自分が相手だよ。自分に勝つか負けるか…さ
まず自分にお勝ち抜粋・略
相手の弱点につけこもうなんて
男じゃないよッ!!相手の長所、強さ…
つまり剛の面にブチあたってこそ男!!抜粋・略
男を成長させるものは
なまじっかの味方との平和よりも
すぐれた敵であり、嵐である!!抜粋・略
人生ギリギリ
おいつめられんことには
真の底力はでぬものです。抜粋・略
自分の弱さをごまかさず
とことん生きハジをかいたとき
なにかやれる!!抜粋・略
男にとっていちばんだいじな顔は
どういう顔か知っとるか!?それはなッ
なにをやらかしても
どういうことがあってもガタつかず
なにもなかったような顔だ!!抜粋・略
ワザで勝ち
心でも勝ってこそ
はじめて完全なる勝利がある抜粋・略
『虹をよぶ拳』マンガショップより
男の夢は
どでかいにかぎる!!男と生まれたからには
大きな夢をもたなきゃいかん!!行く道にどんな困難があろうとも…
どんな障害にぶつかろうとも…だ!!なにもやらないうちから
あきらめるやつなど男じゃない抜粋・略
たとえその境地に
到達できなくとも…
自分の最大の努力をつくす…!!男にとって
たいせつなのはそれだ!!抜粋・略
人間というのは
しょうのないもんでな…一度骨身にしみて
失敗せんことには
なかなかさとれん…失敗を身にしみて
そこからはじめて人間がうまれる抜粋・略
えらそうな口をきいたら
その二倍…三倍は
からだでしめさねばならんのが
男のおきてよ!抜粋・略
『夕やけ番長』グループ・ゼロより
男ってものは
なんでも一度てってい的に
やってみないといかん抜粋・略
男は口先だけでなく
うでとからだでものをいえ…抜粋・略
人間ただ真心さえあれば
くるしみも悲しみも
敵さえも成長のかてとできる
いやむしろ敵のほうがいい抜粋・略
根性とは
ぶったおれたあと…
ノビたあと ヘドをはいたあとつまりよ
もう完全にだめだってあとから
不可能を可能にするんでなけりゃ根性なんて
おそれおおい名はおこがましいや抜粋・略
なにごとも
男がやるからにゃ命がけ
とことんつきつめるものだ抜粋・略
他人はどうあれ
ひたすら自分はベストをつくす…抜粋・略
『Wikipedia』より
男を成長させるのは
味方との融和でなく
強敵との死闘だ抜粋・略