ジョルジュ・ベルナノスのプロフィール
ジョルジュ・ベルナノス(Georges Bernanos/1888年2月20日-1948年7月5日/男性)は、フランスの小説家、思想家。パリ生まれ・パ=ド=カレー県フレッサン育ち。18歳の時にアクション・フランセーズ(王党派のナショナリズム団体)に入団。その行動隊であるカムロ・デュ・ロワに所属し、その首領格として活動。活動によりサンテ刑務所に収監され、その間に書評と論文を書き始める。第一次世界大戦を経て保険会社に勤務し、働きながら小説を書き始める。1922年より作品を発表し、1926年に『悪魔の陽の下で』で高い評価を獲得。文筆活動に専念してからは政治に関するエッセイ寄稿・講演活動も行い、1936年に小説『田舎司祭の日記』で大きな反響を獲得。晩年はブラジルに渡り、農業と牧畜の傍ら、シャルル・ド・ゴール(陸軍軍人、政治家)の自由フランス(ドイツによるフランス占領に反対して成立した連合国側の組織)の呼びかけに応じて新聞等に抵抗を鼓舞する檄文を投稿。1945年のフランス解放後に帰国し、1948年に死去。
Created November 27, 2017
主な著書
- 『悪魔の陽の下で』
- 『田舎司祭の日記』
- 『月下の大墓地』
- 『影の対話』
- 『死せる教区』
- 『新ムーシェット物語』
- 『カルメル会修道女の対話』
- 『抑圧と抵抗:レジスタンス論集』
- 『革命と自由:戦後論集』
ジョルジュ・ベルナノスの名言集
未分類
参考文献・出典元が特定できていない言葉です(旧サイトで公開していた分を含みます)。詳細がわかりしだい追記・分類します。
他人の喜びの中に
自分の喜びを
見出すことができること。
そこに幸福の秘密がある。抜粋・略
人は熱狂しない限り
偉大なる真実にまで到達できない。冷静さは議論はできても
何も生み出さないからだ。抜粋・略
行動に帰着しない思想に
さほどの価値はない。思想から生じない行動には
いかなる価値もない。抜粋・略
我々の心の中の悪魔には
「仕方がない」という名がついている。抜粋・略
最も危険なことは
平凡なことを過小評価することにある。意訳・要約