エーリッヒ・フロムのプロフィール

エーリヒ・ゼーリヒマン・フロム(Erich Seligmann Fromm/1900年3月23日-1980年3月18日/男性)は、ドイツ・フランクフルト出身の社会心理学、精神分析・哲学の研究者。マルクス主義とフロイトの精神分析を社会的性格論で結び付けたことで知られる人物であり、「幸福は徳の証である」という名言を残し、生産的な生活と他人の幸せを願う時、人は幸せになれると説いた。代表作の『自由からの逃走』では、ファシズムの心理学的起源を明らかにし、デモクラシー社会が取るべき方法を述べている他、人は自分の有機体としての成長と自己実現が阻まれるとき、一種の危機に陥り、人に対する攻撃性やサディズムやマゾヒズム、権威への従属と自己の自由を否定する権威主義に向かうことになると説いている。新フロイト派、フロイト左派とされる。

Created March 28, 2018

主な著書(邦訳題)

  • 『自由からの逃走』
  • 『夢の精神分析 忘れられた言語』
  • 『人間における自由』
  • 『精神分析と宗教』
  • 『正気の社会』
  • 『愛するということ』
  • 『フロイトの使命』
  • 『人間の勝利を求めて 外交政策における虚構と現実』
  • 『疑惑と行動 マルクスとフロイトとわたくし』
  • 『革命的人間』
  • 『悪について』
  • 『社会主義・ヒューマニズム』
  • 『ヒューマニズムの再発見 神・人間・歴史』
  • 『希望の革命 技術の人間化をめざして』
  • 『精神分析の危機 フロイト、マルクス、および社会心理学』
  • 『人生と愛』
  • 『よりよく生きるという』

エーリッヒ・フロムの名言集

未分類

参考文献・出典元が特定できていない言葉です(旧サイトで公開していた分を含みます)。詳細がわかりしだい追記・分類します。

人生の意味はひとつしかない。
生きるという行為
…それ自体なのです。

抜粋・略

愛とは
人と人を結びつける力。

抜粋・略

たくさん持っている人が
豊かなのではなく

たくさん与える人が
一番豊かなのです。

抜粋・略

何かをもらうために
与えるのではありません。

与える事自体が
この世で一番の喜びなのです。

抜粋・略

人は愛する者のために
働く生き物なのです。

抜粋・略

愛は「自由の子」なのであり
決して「支配の子」ではありません。

抜粋・略

自分の役に立たないものを
愛する時にはじめて
愛は開花するのです。

抜粋・略

誰かを愛するというのは
たんなる激しい感情
などではないのです。

それは決意であり
決断であり
そして約束なのです。

抜粋・略

自分自身を信じている者だけが
他人にたいして誠実になれるのです。

抜粋・略

「愛されるから愛する」
というのは幼稚な愛です。

「愛するから愛される」
というのが成熟した愛なのです。

抜粋・略

過去の危険は
人間が奴隷になることだった。

未来の危険は
人間がロボットに
なるかもしれないことだ。

抜粋・略

権力欲とは
強さでなく
弱さに根ざしているものだ。

抜粋・略

もし、私の持っているものが
私を意味するなら

私が持っているものを
失ってしまったら
私は何なのであろうか。

抜粋・略

勇気とは
あえて危険をおかす能力であり
苦痛や失望をも受け入れる覚悟である。

抜粋・略

他人を信じることの
もうひとつの意味は
他人の可能性を信じることである。

抜粋・略

創造性とは
確実なことを手放す勇気を必要とする。

意訳・要約

欲望とは
人を疲弊させる
底なしの穴です。

意訳・要約

あなたが愛していることを
誰かに伝えるには
時間がかかりますが

それを証明するためには
生涯かかります。

意訳・要約

努力によって作りえる
最も重要な作品は
自身の人格である。

意訳・要約

参考文献・出典

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  • エーリッヒ・フロム. フリー百科事典 Wikipedia. Retrieved 2018年3月25日 (日) 01:24, UTC. URL. Profile part.
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