アーサー・ケストラーのプロフィール
アーサー・ケストラー(Arthur Koestler/1905年9月5日-1983年3月3日/男性)は、ハンガリー・ブダペスト出身(後にイギリスに帰化)のジャーナリスト、小説家、哲学者。ジャーナリストとしての経験を元にした小説で知られる人物であり、通信社ウルシュタインのジャーナリストとしてナチスの台頭に直面し、小説『出発と到着』などで終戦までナチス批判を行った他、スペイン内戦時には英ニュース・クロニクル紙の特派員としてフランコの反乱軍の支配地域に潜入報道を行っている(フランコ軍に捕らえられ死刑の宣告を受けてしまうがイギリス政府の介入で救出されている)。また、ソビエトへの移住経験やスターリンの粛清を逃れて来た知人の証言を元に、スターリン体制の非人道的裁判を小説化(「真昼の暗黒」)もしており、同書はソビエトへの幻想の未だ消え去らない西欧知識層に衝撃を与え、ケストラーの代表作のひとつとなっている。
Created June 15, 2018
主な著書
- 『スペインの遺書/Ein spanisches Testament』
- 『地上の屑/Scum of the Earth』
- 『目に見えぬ文字/The Invisible Writing: The Second Volume Of An Autobiography』
- 『真昼の暗黒/Darkness at Noon』
- 『到着と出発/Arrival and Departure』
- 『ヨギと人民委員/The Yogi and the Commissar』
- 『現代の挑戦/The Challenge of our Time』
- 『恐竜への試練/The Trail of the Dinosaur』
- 『ヨハネス・ケプラー/The Sleepwalkers』
- 『蓮とロボット/Lotus and the Robot』
- 『絞首刑/Reflecsions on Hanging』
- 『機械の中の幽霊/The Ghost in the Machine』
- 『サンバガエルの謎/The Case of the Midwife Toad』
- 『偶然の本質/The Roots of Coincidence』
- 『ユダヤ人とは誰か : 第十三支族・カザール王国の謎/The Thirteenth Tribe』
- 『ホロン革命/Janus』
アーサー・ケストラーの名言集
未分類
参考文献・出典元が特定できていない言葉です(旧サイトで公開していた分を含みます)。詳細がわかりしだい追記・分類します。
真の独創性は
言葉が終った地点からはじまる。抜粋・略
天才の第一の証は
完璧さではなく
新境地を開く独創性だ。抜粋・略
独創的な発見であればあるほど
後から考えてみれば
当たり前のように思えるものである。抜粋・略
本当の真実に辿り着く
その一歩手前までは
全て誤りである。抜粋・略
勇気とは
あなたの行動に
恐怖の影響を与えないことだ。意訳・要約
幻想さえもなくなってしまうこと
これ以上に悲しいことはありません。意訳・要約
結果は
すべての手段を正当化する。意訳・要約