平木典子のプロフィール
平木典子(ひらき のりこ/1936年-/女性)は、滿洲生まれの日本の臨床心理学者、著述家。専門は、カウンセリング・家族心理学・家族療法・アサーション。日本におけるアサーション・トレーニングの第一人者として知られる人物。1959年津田塾大学学芸学部英文学科を卒業後、ミネソタ大学大学院(アメリカ)に留学し、カウンセリング心理学を専攻。帰国後、カウンセラーとして活躍する一方、後進の指導にあたる。立教大学カウンセラー、日本女子大学人間社会学部心理学科教授、跡見学園女子大学文学部臨床心理学科教授を経て、東京福祉大学大学院臨床心理学専攻教授、統合的心理療法研究所(IPI)所長を務める。
Created October 18, 2020
主な著書
- 『図解 自分の気持ちをきちんと<伝える>技術 人間関係がラクになる自己カウンセリングのすすめ』PHP研究所
- 『アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法』講談社
- 『会話が続く、上手なコミュニケーションができる! 図解 相手の気持ちをきちんと<聞く>技術』PHP研究所
- 『改訂版 アサーション・トレーニング ―さわやかな〈自己表現〉のために』金子書房
- 『増補改訂 心理臨床スーパーヴィジョン―学派を超えた統合モデル』金剛出版
- 『子どものための自分の気持ちが<言える>技術』PHP研究所
- 『新・カウンセリングの話』朝日新聞出版
- 『マンガでやさしくわかるアサーション』日本能率協会マネジメントセンター
- 『よくわかるアサーション 自分の気持ちの伝え方 (こころのクスリBOOKS)』主婦の友社
- 『マンガでやさしくわかるカウンセリング』日本能率協会マネジメントセンター
平木典子の名言集
『図解 自分の気持ちをきちんと<伝える>技術』PHP研究所より
よほど柔軟で幅広い行動範囲をもった
親の下で育たない限り、
親に認められた一定の気持ちや
考えを表現することだけが強化されます。表現しない気持ちや
考えは強化されないので
だんだん薄れ、忘れられていきます。抜粋・略
自己表現で重要なことは
言いたいことが伝わるかではなくて
自分の気持ちが適切に言えるか否かです。抜粋・略
神ならぬ人間は完璧ではありえないので
失敗してもいいのです。そして、その失敗、その結果には
責任をとることができるのです。これは「人間の権利」
と言われています。抜粋・略
人間関係は
数学や物理の一問一答ではないので
質問と答えが
等価になる必要はありません。抜粋・略
感情は自分のもの。
だから自分の責任で表現していい。抜粋・略
『図解 相手の気持ちをきちんと<聞く>技術』PHP研究所より
人はピンチの時
「相手を攻撃する」か「逃げる」かを
選んで自分を守ろうとします。抜粋・略