朝倉かすみのプロフィール
朝倉かすみ(あさくら かすみ/1960年8月10日-/女性)は、北海道小樽市出身の小説家。本名は朝倉香純。北海道武蔵女子短期大学教養学科を卒業後、様々な職を経験。2003年に「コマドリさんのこと」で第37回北海道新聞文学賞を受賞。2004年に「肝、焼ける」で第72回小説現代新人賞を受賞。2009年に「田村はまだか」で第30回吉川英治文学新人賞を受賞。2017年に『満潮』で第30回山本周五郎賞候補。2019年に『平場の月』で第32回山本周五郎賞受賞、第161回直木賞候補、第4回北海道ゆかりの本大賞受賞。
Created October 28, 2020
主な著書
- 『ぼくは朝日』潮出版社
- 『平場の月』光文社
- 『たそがれどきに見つけたもの』講談社
- 『玩具の言い分』祥伝社
- 『好かれようとしない』講談社
- 『ぼくとおれ』実業之日本社
- 『少しだけ、おともだち』筑摩書房
- 『そんなはずない』KADOKAWA
- 『遊佐家の四週間』祥伝社
- 『幸福な日々があります』集英社
朝倉かすみの名言集
『PHP2020年11月号』PHP研究所より
面倒事は棚に上げておきたいものですが
いつかは自分で決めなければなりません。抜粋・略
逃げ出すよりも
逃げ出された方が投げ出すよりも
投げ出された方が止めるよりも
止めさせられた方がわたしの場合
心の痛手が少ないのだった。
罪の意識の感じ方が減るのである。抜粋・略
けれども私は知っている。
決定権を他者、もしくは
どこかに預けつづけることは出来ない。
物事を棚上げにしつづけることも出来ない。自分で決めて
それを自分自身に申し渡さなければならないときは
いつかだれにでもやってくる。抜粋・略