アーノルド・J・トインビーのプロフィール
アーノルド・J・トインビー(Arnold Joseph Toynbee/1889年4月14日-1975年10月22日)は、イギリス・ロンドン出身の歴史学者、教授。叔父は、経済学者「アーノルド・トインビー」(祖父と区別するためにミドルネームの「J」が入れられた)。西欧中心の歴史観に加え、イスラムや仏教にも着目した人物であり、各文明国の発展を描いた『歴史の研究』(全25巻)の著者として知られている。キングス・カレッジ・ロンドン教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授、王立国際問題研究所理事、外務省調査部理事などを歴任。
Created February 5, 2021
主な著書
- 『世界と西欧』社会思想研究会出版部
- 『図説 歴史の研究』学習研究社
- 『二十一世紀への対話』聖教新聞社
- 『戦争と文明』中央公論新社
- 『未来を生きる―トインビーとの対話』講談社
- 『一歴史家の宗教観』社会思想研究会出版部
- 『回想録』オックスフォード大学出版局
- 『試練に立つ文明』社会思想研究会
- 『文明の実験―西洋のゆくえ』毎日新聞社
- 『ヘレニズム―一つの文明の歴史』紀伊国屋書店
アーノルド・J・トインビーの名言集
未分類
参考文献・出典元が特定できていない言葉です(旧サイトで公開していた分を含みます)。詳細がわかりしだい追記・分類します。
宗教の創始者たち(イエス、ブッダ、老子)は、
宇宙の本質とは何か、
精神的な本質とは何か、
現実の本質とは何かについては、
それぞれ独自の考えをもっていて
相いれなかった。しかし、道徳的な教えに関しては、
彼ら全員が一致している。たとえば、物質的な富の追求は
間違った目的であるという解釈である。また、没我性と他者への愛を持つことこそが、
人生における幸せと成功の鍵であると
口をそろえていっている。抜粋・略
現代人は何でも知っている。
ただ、自分のことが、
よくわからないだけなんだ。抜粋・略
ベストを尽くせばいい。
それ以上のことなんて、
誰にもできはしないのだから。抜粋・略
人間はどうして
有限のものばかりを
追いかけてしまうのだろうか。もっと無限のものの
追求の喜びを知るべきだ。抜粋・略
熱意がない人間が、
立派な仕事などできるわけがない。抜粋・略
人間の魂は、
善と悪とが支配権を争って
絶えず戦っている戦場である。抜粋・略
できるだけ遠い未来を考えて、
人生を生きなさい。抜粋・略
偉大なる才能は
試練によっていっそう鋭く育まれる。抜粋・略