アウンサンスーチーのプロフィール
アウンサンスーチー(Aung San Suu Kyi/1945年6月19日-/女性)は、ミャンマーの非暴力民主化運動の指導者、政治家。父はビルマの独立運動を主導したアウンサン将軍(1915-1947)。デリー大学やオックスフォード大学で学び、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院の研究助手を経て、ニューヨークの国際連合事務局行政財政委員会の書記官補、ブータン外務省研究員、オックスフォード大学ボーダリアン図書館の研究員、京都大学東南アジア研究センターの客員研究員などを務める。1988年に母の看病のためビルマに帰国。学生を中心に始まった反政府運動を目の当たりにし、同年に国民民主連盟の結党に参加。全国遊説を行うが自宅軟禁となる。1990年の総選挙では彼女が率いる国民民主連盟が大勝するが軍事政権側が権力の移譲を拒否。この軍事政権側の強硬な姿勢は国際的に激しい非難を招き、1991年にアウンサンスーチーはノーベル平和賞を受賞。1995年に自宅軟禁から解放されるものの、その後も政治活動を行う度に拘束や自宅軟禁は続いた。2012年のミャンマー連邦議会補欠選挙で当選し、正式に議員となる。
Created February 23, 2021
主な関連書籍
- 『ミャンマー権力闘争 アウンサンスーチー、新政権の攻防』KADOKAWA
- 『アウンサンスーチーのミャンマー』木楽舎
- 『アウンサンスーチー 変化するビルマの現状と課題』KADOKAWA
- 『アウン・サン・スー・チーはミャンマーを救えるか?』マガジンハウス
- 『「アウンサンスーチー政権」のミャンマー――民主化の行方と新たな発展モデル』明石書店
- 『ビルマからの手紙』毎日新聞出版
- 『アウンサンスーチーへの手紙』毎日新聞社
- 『アウンサンスーチー演説集』みすず書房
- 『自由 自ら綴った祖国愛の記録』集英社
- 『アウンサンスーチーのビルマ――民主化と国民和解への道』岩波書店
アウンサンスーチーの名言集
未分類
参考文献・出典元が特定できていない言葉です(旧サイトで公開していた分を含みます)。詳細がわかりしだい追記・分類します。
一人の人間として
この世に生を承けながらただただ自分のことだけを
考えて生き
それで死んで行くなんて。…せっかく人間として
生まれた甲斐が
ないのではないでしょうか。抜粋・略
人間だから
衝突することもある。それを解決する手段は
銃で殺しあうのではなく
対話です。必ず協調点はあります。
絶えず相手の気持ちを
わかろうとすること。自分が希望や恐れを
抱いているのであれば相手も希望と恐れを
持っていることを
共感を持って理解することから
はじめましょう。抜粋・略
人にはどうしても選べない
運命というものが
あるかもしれない。だけどそれにどう向き合うかは
あなたが選ぶことができる。抜粋・略
私にとっての愛とは
惜しみなく与えること。人々の苦悩をやわらげ
幸せにするために
持てるすべてを与えること。それは自己犠牲などではなく
喜びです。抜粋・略
自分の人生を
自分で決めるとは
どういうことか。それは自分の心に
打ち勝つということです。抜粋・略