アルトゥル・ショーペンハウアーのプロフィール
アルトゥル・ショーペンハウアー(Arthur Schopenhauer/1788年2月22日-1860年9月21日)は、ドイツ・ダンツィヒ出身の哲学者、思想家。『意志と表象としての世界』(Die Welt als Wille undVorstellung)などの著者として知られる人物であり、仏教やインド哲学に関する思想家としても有名。芸術論や自殺論が特に有名であるものの、法律学から自然学まで様々なジャンルに精通しており、総合哲学者としての側面も強い。ショーペンハウアーは「世界というのは自分を映し出す鏡であり、それぞれの人がそれぞれの世界を見ている。その根底にあるのは、ただ生きよう(進化しよう)とする想いがあるだけ。そして、すべての物事に終わりなどなく、進化し続ける」と説いている。さらに「人間の幸福」は、「どんな人間であるか」「何を持っているか」「人間関係」の3つに集約されると説いており、「どんな人間であるか」=健康面や精神面など自分を磨くこと。「何を持っているか」=金銭面や社会的地位の確保。「人間関係」=他者に配慮する心を持つこと。の3つが人間の幸せを作ってくれると語っている。また、自殺に関する思想でも有名であるが、要約すると「人類全体でみれば明らかだが、あなたが勝手に死ぬことに何の意味もなく、生きてこそ、人間は意味を持つ」ということになる。
Created March 5, 2021
主な著書
- 「充足理由律の四つの根拠について/1813年」
- 「見ることと色とについて/1816年」
- 「意志と表象としての世界/正編:1819年、続編:1844年」
- 「自然のうちなる意志について/1836年」
- 「倫理学の二大根本問題/1841年」
- 「余録と補遺/1851年」
アルトゥル・ショーペンハウアーの名言集
未分類
参考文献・出典元が特定できていない言葉です(旧サイトで公開していた分を含みます)。詳細がわかりしだい追記・分類します。
才人は、
誰も射ることのできない
的を射る。天才は、
誰にも見えない
的を射る。抜粋・略
強い人間は、
自分の運命を嘆かない。抜粋・略
あきらめを
十分に用意しておくことも、
人生の旅には必要なんだよ。抜粋・略
孤独を愛さない人間は、
自由を愛さない人間になってしまう。なぜなら、孤独でいるときにのみ、
人間は自由になれるのだから。抜粋・略
私達は、
他人と同じようになろうとして、
自分の4分の3を失ってしまう。抜粋・略
自分の幸せを数えたら、
あなたはすぐに幸せになれる。抜粋・略
船というのは、
荷物をたくさん積んでいないと、
不安定でうまく進めない。同じように人生も、
心配や苦痛、苦労を背負っている方が
うまく進めるものである。抜粋・略
笑うことが多い人は
幸福であり、泣く事が多い人は
不幸になる。抜粋・略
他人の欠点や愚行を
自分から探すような人は、
間違いなく不幸になる。抜粋・略
誰もが自分の視野の限界を、
世界の限界だと思い込んでいる。抜粋・略