ロス・ペローのプロフィール
ヘンリー・ロス・ペロー(Henry Ross Perot/1930年6月27日-/男性)は、アメリカ・テキサス州出身の実業家、政治家。アマリカ海軍兵学校を卒業後、海軍に入隊。4年間海軍に在隊した後、IBMに入社。同社で5年間勤務した後、IT企業のエレクトロニックデータシステムズ(Electronic Data Systems)を設立。アメリカ政府からメディケア(社会保険)関係の業務を受注するなどして急成長を遂げ、1968年に株式上場も果たす。1984年に同社はゼネラルモーターズに買収され、ペローは経営陣として残るものの官僚主義的な体質が合わず退社。その後、IT企業のペロー・システムズ(Perot Systems)の創業、スティーブ・ジョブスが創業したNeXTへの出資などを行う。1992年に大統領選への出馬を宣言し、政治活動を開始。一時は世論調査でトップになるなど支持を集めるが、50州での大統領候補登録が微妙になりそうであったため、大統領選挙戦からの不出馬を表明。全ての州で候補登録が完了したため再出馬を表明したが、支持を取り戻せず得票は18.87%(一般投票)で終わった。その後は北米自由貿易協定への反対などを訴え、1995年にアメリカ合衆国改革党を結成。1996年の大統領選を戦うものの、得票率は8.5%と前回を下回ってしまう。パット・ブキャナンの擁立にこぎつけた2000年の大統領選を最後に政治家としての活動に終止符を打つ。
Created 22 January 2017 / Modified 28 January 2017
関連書籍
- 『大富豪ロス・ペローという男:アメリカンドリームの実現者-日本はライバルであって敵ではない』ベストセラーズ(著:トニー・チュー/訳:間中恵子)
- 『ロス・ペロー:GM帝国に立ち向かった男』ダイヤモンド社(著:ドロン・レヴィン/訳:鈴木主税)
- 『ロス・ペロー:合衆国大統領に挑んだ男』飛鳥新社(著:ケン・グロ/訳:舛添要一)
ロス・ペローの名言集
『グラデュエーション デイ:未来を変える24のメッセージ』オデッセイ コミュニケーションズ/1994年5月22日に行われたボストン大学での講演より
人生においてはね
打ったボールは
まっすぐ自分に跳ね返ってくんだ。「地球の名言」オリジナル意訳・要約
人々がみんな利己的にしまえば
社会は立ち行かなくなってしまいます。皆さんは生涯を通じて
問いかけてください。
「自分は何かの役に立てているだろうか?」と。「地球の名言」オリジナル意訳・要約
皆さんは奪う人間ではなくて
与える人間になってください。常に他人に手を差し伸べられる
人間になってください。「地球の名言」オリジナル意訳・要約
一人では大したことは出来ません。
でも、大勢でなら
とんでもないことができるのです。「地球の名言」オリジナル意訳・要約
問題があること自体は気にしなくていいのです。
問題に対してあなたが何をしなくてはいけないのか。
そこに集中してください。失敗したら責任をとればいいだけです。
サイドラインでじっとしていてはだめです。
泣き言をいってるだけでは、人生は何も変わりません。「地球の名言」オリジナル意訳・要約
私が一番、皆さんに言いたいのは
無理をしないで安全に生きるぐらいなら
死力を尽くして敗れた方がいいということです。「地球の名言」オリジナル意訳・要約
ビジネスの世界では2位はありません。
勝つか負けるかだけです。
一番にならなければ生き残れません。「それはビジネスでの話だろう」いいえ違います。
皆さんが聖職者になろうというなら
その第一人者になってください。医者、教師、ソーシャルワーカーでも同じことです。
それぞれの第一人者になってください。寝食を忘れて自分の仕事に取り組む。
そんな人間になってほしいのです。そのような人間が何人いるか。
これがこの国の将来を決めます。「地球の名言」オリジナル意訳・要約