川上弘美のプロフィール
川上弘美(かわかみ ひろみ/1958年4月1日-/女性)は、東京都出身の小説家、俳人。幻想的な世界と日常が織り交ざった描写を得意とすることで知られる人物であり、作品のおりなす世界観は「空気感」と呼ばれる。大学在学中よりSF雑誌に短編を寄稿、編集にもたずさわる。高校の生物科教員などを経て、1994年、短編「神様」でパスカル短篇文学新人賞を受賞。1996年「蛇を踏む」で芥川賞受賞。俳人でもあり、小澤實主宰の『澤』に投句しているほか、長嶋有らとともに句誌『恒信風』で句作活動をしている。2019年、紫綬褒章を受章。
Created March 18, 2021
主な著書
- 『わたしの好きな季語』NHK出版
- 『三度目の恋』中央公論新社
- 『川上弘美書評集 大好きな本』文藝春秋
- 『蛇を踏む』文藝春秋
- 『東京日記6 さよなら、ながいくん。』平凡社
- 『センセイの鞄』文藝春秋
- 『神様』中央公論新社
- 『龍宮』文藝春秋
- 『森へ行きましょう』文藝春秋
- 『溺レる』文藝春秋
川上弘美の名言集
『PHP2021年4月号:心がぐーんと強くなる小さな習慣』PHP研究所より
「日課」はそのことをおこなわければ
生活がすすみゆかないことで「習慣」はそれがなくとも
生きていけることごとなのではないだろうか。なくてもいいけれど
あると何か豊かになるのが
「習慣」だと言い換えることが
できるかもしれない。抜粋・略
本の中に遊ぶ。
そこではわたしは何者でもない
よるべない小さな読者。
そのことがたいそう気持ちを解放してくれるのだ。抜粋・略