幸田露伴のプロフィール
幸田露伴(こうだ ろはん/1867年8月22日-1947年7月30日/男性)は、江戸(現東京都)下谷生まれの小説家。本名は成行(しげゆき)。別号に蝸牛庵(かぎゅうあん)、笹のつゆ、雷音洞主、脱天子など多数。『風流仏』で評価され、『五重塔』『運命』などの文語体作品で文壇での地位を確立。尾崎紅葉とともに紅露時代と呼ばれる時代を築いた。擬古典主義の代表的作家で、また漢文学・日本古典や諸宗教にも通じ、多くの随筆や史伝のほか、『芭蕉七部集評釈』などの古典研究などを残した。旧来「露伴、漱石、鴎外」と並び称され、日本の近代文学を代表する作家の一人である。
Created March 31, 2021
主な著書
- 『五重塔』岩波書店
- 『渋沢栄一伝』岩波書店
- 『努力論』岩波書店
- 『幸田露伴集 怪談―文豪怪談傑作選』筑摩書房
- 『運命・幽情記』講談社
- 『印度の古話』
- 『墨子』
- 『平将門』
- 『幻談』
- 『太公望・王羲之』新潮社
幸田露伴の名言集
『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』致知出版社より
大きな成功を遂げた人は
失敗を人のせいにするのではなく
自分のせいにするという傾向が強い。抜粋・略
未分類
参考文献・出典元が特定できていない言葉です(旧サイトで公開していた分を含みます)。詳細がわかりしだい追記・分類します。
努力して努力する
それは真の好いものではない。努力を忘れて努力する。
それが真に好いものである。抜粋・略
貧富何ぞ論ずるに足らんや
ただ一日を如実に働くべきのみ
幸福も不幸も忘れた時が真の幸福である。抜粋・略
如何にあるべきかを考えるより
如何に為すべきかを考えるほうが
吾人に取って賢くもあり正しくもある。抜粋・略
順風として喜んでいる人が遇っている風は、
逆風として嘆いている人が遇っている風と、
まったく同じ風なのである。抜粋・略