ロバート・ノイスのプロフィール
ロバート・ノートン・ノイス(Robert Norton Noyce/1927年12月12日-1990年6月3日/男性)は、アメリカのエンジニア、工学者、実業家。アイオワ州バーリントン出身。インテル社(半導体素子メーカー)の創業者の一人であり、ジャック・キルビーと並び集積回路(IC)の発明者としても著名な人物。1953年にマサチューセッツ工科大学を卒業後、フィルコ社の研究開発部門で技術者として勤務。その後、ウイリアム・ショックレー(トランジスタの発明者)にスカウトされショックレー研究所に移る。1957年にゴードン・ムーア(後のインテル会長)らを引き連れてフェアチャイルドセミコンダクター(半導体メーカー)を設立し独立。半導体集積回路の研究開発を手掛け、1959年7月に集積回路に関する特許を出願。その数か月前にジャック・キルビーも同様の特許を出願していたため、2人とも集積回路の発明者と認定される。集積回路の普及にも力を入れていたが出資企業であった親会社(フェアチャイルド・カメラ・アンド・インスツルメンツ)と意見が合わなくなり、1968年にムーアやアンドルー・グローヴ(後のインテル社長・会長)とインテルを設立。インテルではマイクロプロセッサ(処理装置のプロセッサを集積回路に実装)の発明を指揮し、2度目の技術的革命を起こした。
Created 24 January 2017 / Modified 28 January 2017
主な受賞歴・栄誉
- 1978年『IEEE栄誉賞』(IEEE Medal of Honor)
- 1979年『アメリカ国家科学賞』(National Medal of Science)
- 1987年『アメリカ国家技術賞』(National Medal of Technology and Innovation)
- 1989年『ビジネス殿堂入り』(Business Hall of Fame)
- 1990年『チャールズ・スターク・ドレイパー賞』(Charles Stark Draper Prize)
ロバート・ノイスの名言集
安全な場所に留まっていては
成長などできません。革新的なことを成し遂げようとするなら
楽観主義で突き進んでいくしかないのです。「地球の名言」オリジナル意訳・要約
これまでの歴史や常識が私たちの行動を制限しています。
私たちはそこから出る必要がある。
一緒に出て何か素晴らしいことをやってみませんか?「地球の名言」オリジナル意訳・要約
常に最前線にいることです。
最前線にいれば次の革新に取り掛かれます。誰かの後ろを歩いているときは
前の人に追いつくことにエネルギーがとられてしまうからです。「地球の名言」オリジナル意訳・要約
泳ぐ場所を間違えてはいけません。
川の流れはやがて海に辿り着きます。
そこが川の最終地点です。もう成長の余地は残りわずかです。成熟マーケットの海ではなく
成長マーケットの川で泳ぐべきです。そこで最高のものを作り続ければ
その川のリーダーになれます。「地球の名言」オリジナル意訳・要約