ロバート・A・ハインラインのプロフィール

ロバート・アンスン・ハインライン(Robert Anson Heinlein/1907年7月7日-1988年5月8日/男性)は、アメリカのSF作家、元軍人。ミズーリ州バトラー出身。アイザック・アシモフやアーサー・C・クラークと共に「世界SF界のビッグスリー」と称された人物であり、SFというジャンルの大衆化に大きな功績を残した。別名義にアンスン・マクドナルド、ライル・モンローなどがある。1929年に海軍兵学校を卒業後、アメリカ海軍の士官となり、空母レキシントン(CV-2)や駆逐艦ローパー(DD-147)に搭乗。中尉まで昇進したものの結核を患い、1934年に海軍を退役。長い入院生活を経て政治家を目指すようになり、1938年にカリフォルニア州議会議員選挙に出馬するが落選。その後、借金の返済のために小説を書き始め、1939年に「生命線」(アスタウンディング誌)でデビュー。SF作家はSF雑誌に作品を載せるのが常識であった時代に、ハインラインは「サタデー・イブニング・ポスト」などの一般紙で作品を発表。ハインライン自身は原稿料の高い市場で作品を書きたいという思いもあったようだが、これが結果的にSFの大衆化に貢献。初期の頃は科学小説としてのSFを書いていたがしだいに社会性が強くなっていき、軍国主義的な『宇宙の戦士』や社会主義的な『月は無慈悲な夜の女王』、ヒッピーの経典と称された『異星の客』など多くの話題作を生み出した。また日本ではタイムトラベル物の『夏への扉』の人気が高く、こちらが代表作として紹介されることも多い。ヒューゴー賞などを受賞。

Created 25 January 2017 / Modified 28 January 2017

主な作品

  • 『栄光のスペース・アカデミー』(Space Cadet)
  • 『銀河市民』(Citizen of the Galaxy)
  • 『夏への扉』(The Door into Summer)
  • 『宇宙の戦士』(Starship Troopers)
  • 『異星の客』(Stranger in a Strange Land)
  • 『月は無慈悲な夜の女王』(The Moon is a Harsh Mistress)
  • 『愛に時間を』(Time Enough for Love)
  • 『獣の数字』(The Number of the Beast)
  • 『地球の緑の丘』(The Green Hills of Earth)

ロバート・A・ハインラインの名言集

私たちがどんな種を蒔くかによって
どんな花が咲くかが決まります。
私たちの行いが人類の将来を決めます。

「地球の名言」オリジナル意訳・要約

高度に発達した工学は
もはや「魔法」です。

「地球の名言」オリジナル意訳・要約

あなたは平穏を手に入れることもできるし
自由を手にすることもできます。
ただし、一度に両方持つことはできません。

「地球の名言」オリジナル意訳・要約

自分の目標を明確にしなさい。
さもないと日々の些細な用事に人生を奪われてしまうでしょう。

「地球の名言」オリジナル意訳・要約

まずは専門家の意見を聞きなさい。
彼らは不可能なこと、どうしてそれが不可能なのかを
懇切丁寧に説明してくれることでしょう。

それを聞いた上で
不可能に挑戦するのです。

「地球の名言」オリジナル意訳・要約

どんなものだってそれが実現するまでは
理論的に不可能だと言われていたのです。

「地球の名言」オリジナル意訳・要約

学ぶということは
目的のためのたんなる手段ではありません。
それ自体に価値があります。

「地球の名言」オリジナル意訳・要約

世界が進歩してきたのは
怠け者たちが楽をするために
もっと楽で簡単な方法を編み出してきたからです。

「地球の名言」オリジナル意訳・要約

参考文献・出典

参考文献・出典を表示/非表示
  • ロバート・A・ハインライン. フリー百科事典 Wikipedia. Retrieved 2017年1月14日 (土) 10:18, UTC. URL. Profile part.
  • Robert A. Heinlein. Brainy Quote. Xplore Inc, Retrieved 25 January 2017, JST. URL. Quote part.
  • ※参考文献・出典元が表記されていない名言や未分類に分類されている名言は詳細な参考文献・出典元がわかっていない記述となります。参考文献・出典元不明の記述に関しては現在調査を行っており、詳細がわかりしだい追記・分類を行っています。
  • ※地球の名言では、読者の方が読みやすく・わかりやすくするために当サイト独自の編集(略:省略/前略/中略/下略/大略,翻訳/意訳,要約等)を施しています。引用される場合はその点を留意し、読者の方に誤解のない表記をお願いします。