秋山仁のプロフィール
秋山仁(あきやま じん/1946年10月12日-/男性)は、東京都出身の数学者、大学教授。髭を生やし、長髪にバンダナを巻くという学者らしからぬスタイルで知られ、「レゲエ教授」の愛称で親しまれる人物。駿台予備学校の予備校講師、数学検定の会長、NHK高校講座「数学基礎」の講師などを務めたほか、日本医科大学医学部助教授、東海大学大学院理学研究科教授、東海大学教育開発研究所所長などを歴任。
Created July 17, 2021
主な著書
- 『数学の証明のしかた (発見的教授法による数学シリーズ1)』森北出版
- 『数学の技巧的な解きかた (発見的教授法による数学シリーズ2)』森北出版
- 『数学の発想のしかた (発見的教授法による数学シリーズ3)』森北出版
- 『数学の視覚的な解きかた (発見的教授法による数学シリーズ4)』森北出版
- 『立体のとらえかた (発見的教授法による数学シリーズ5) 』森北出版
- 『秋山仁 数学センスをみがこう』日本放送出版協会
- 『秋山仁の放課後無宿』朝日新聞社
- 『離散幾何学フロンティア』近代科学社
- 『みんなで遊ぼう! 算数ゲームブック』学研プラス
- 『秋山数学講義の実況中継』語学春秋社
秋山仁の名言集
未分類
参考文献・出典元が特定できていない言葉です(旧サイトで公開していた分を含みます)。詳細がわかりしだい追記・分類します。
生徒会活動だって、部活だって、
へたすると友達同士のふれあいや、
先輩後輩のつながりだって、
受験には無駄といえば無駄なんだよ。だけど、その無駄なこと、くだらないこと、
つらいこと、大変なこと、非能率的なこと、
そういうのをみんなといっしょにやるのが
学校なんだよね。そして、人と協調して、和をはかって、
生きていける人間に育つことが大切なんだよ。
そういうものが宝なんだ。抜粋・略
地べたをはいつくばって、
死にもの狂いで一生懸命やっていると、
たまに、まぐれですばらしい
数学の定理を見つけられる。森羅万象、不可解な謎が、ある角度から見た瞬間、
そのからくりの全容が見えることがあるわけです。まあ、そんな歓喜の一瞬というのは、
人生のうち数えるほどしかないのですが。
でも、その「たまに」を求めて、頑張っている。抜粋・略
人間は本来、本職で勝負するのが
基本だと思っています。何年も前から、教育者として
テレビ講座や講演活動をしたり、
啓発書などの執筆も数多く手掛けていますが、
私の本職は数学者。だから、数学の定理を作ることに
一番力を入れているし、
情熱を注いでいる。死ぬまで数学者として
活躍し続けたいという思いは、
常に根底にありますね。抜粋・略
頭のいい人はどんどん進んでいける。
でも、足元にある大切なことを見逃しがち。バカは、ゆっくりとしか進めないので、
小さくても美しい真実をたまに見つけられる。抜粋・略
昔も今も敬愛される先生は、
単に勉強を教えることに
長けているだけではない。子どもたちにあふれんばかりの
愛情と確固たる教育信念をもち、
生涯一教師を貫き、
自らが生きることの素晴らしさを体感し、
その生きざまを生徒にさらしている。そんな先生が
生徒たちに必要なのだ。抜粋・略
しょせんIQなんて、
反射的判断力や早見え能力しか反映してない。人生で真に大切な能力は、
人の嫌う辛い仕事を
長い時間かけてでもやり抜く力だ。抜粋・略
問題を解くことは重要である。
しかし、問題を発見することは、
もっと重要である。抜粋・略
努力は報われず、
正義は滅びる。だけど、それでも努力するのが
美しい人生だ。抜粋・略
大学の体育会で頑張ってきた人間は、
会社に入っても困難に耐え、
確実に戦力になるなんて考えは大間違い。言いつけを守るだけの人間は、
どこでも真っ先に要らなくなる。抜粋・略
不得手も頑張れば、
得手になることが、
人生たまにある。抜粋・略
楽な道を選ばず、
あえて、いばらの道を好み、
突き進んだ。大した才能もないヤツが
数学者になるためには、
それぐらいの覚悟がないとできなかった。抜粋・略