大谷佳子のプロフィール
大谷佳子は、昭和大学保健医療学部講師を務める人物。認知症介護実践リーダー研修講師や介護相談員養成研修講師なども務める。その他、医療、福祉、教育の現場の援助職を対象に、コミュニケーション研修及びコーチング研修、スーパービジョン研修などを担当している。
Created October 14, 2021
主な著書
- 『対人援助の現場で使える 聴く・伝える・共感する技術 便利帖 (現場で使える便利帖)』翔泳社 (2017/8/21)
- 『対人援助の現場で使える 質問する技術 便利帖 (現場で使える便利帖)』翔泳社 (2019/7/16)
- 『対人援助の現場で使える 言葉〈以外〉で伝える技術 便利帖 (現場で使える便利帖)』翔泳社 (2021/9/21)
- 『対人援助の現場で使える 承認する・勇気づける技術 便利帖 (現場で使える便利帖)』翔泳社 (2020/4/20)
- 『コミュニケーション○と× (ポケット判 介護の○と×シリーズ) 』中央法規出版 (2013/12/11)
- 『福祉事務管理技能検定テキスト〈2〉老人・障害者の医学と心理 (福祉事務管理技能検定テキスト 2)』建帛社 (2011/4/1)
- 『気持ちを届けることばの選び方 (介護のしごとが楽しくなるこころシリーズ)』日本医療企画 (2014/6/17)
- 『利用者とうまくかかわるコミュニケーションの基本 (おはよう21ブックス―基礎から学ぶ介護シリーズ)』中央法規出版 (2007/5/1)
大谷佳子の名言集
『対人援助の現場で使える 承認する・勇気づける技術 便利帖 (現場で使える便利帖)』翔泳社 (2020/4/20)より
不快な思考や感情を
排除しようとするのではなく
自分のなかに
「そのまま存在させる」ことを
アクセプタンスといいます。自分のなかにあるネガティブ感情の
存在を認めることができないと
その感情は昇華されないままです。その感情を否定したり、無視したり、
コントロールしようとしたりせずに
自分の一部として、
その存在を認めてあげましょう。抜粋・略
自分自身に対する信頼は
その人が問題に向き合うための基盤です。抜粋・略
人から認められたいという
他者承認欲求の根底にあるのは他者から認められた自分の存在を
自分自身が認めたいという
自己承認欲求です。抜粋・略
プレッシャーをかけずに
穏やかに待ちましょう。必要な時間を保証されてこそ
相手は「自分が大切にされている」と
感じ取ることができるのです。抜粋・略
私たちは、自分に
好意的な関心を示す人に対して、
好印象を抱きます。そして、自分もその人に好意を返そうとする
好意の返報性が働きます。返報性の規範が働くのは、
好意を受け取ったとき
だけではありません。自分に否定的な感情を示す人のことは、
自分も好きになれないという
嫌悪の返報性もあります。抜粋・略
阿部牧歌(管理人)のおすすめ名言&のほほんコラム
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は昭和大学保健医療学部講師の
大谷佳子さんの名言を特集させていただきました。
私が大谷佳子さんの言葉で一番心に響いたのが↓こちら↓
排除しようとするのではなく
自分のなかに
「そのまま存在させる」ことを
アクセプタンスといいます。
自分のなかにあるネガティブ感情の
存在を認めることができないと
その感情は昇華されないままです。
その感情を否定したり、無視したり、
コントロールしようとしたりせずに
自分の一部として、
その存在を認めてあげましょう。
抜粋・略
「アクセプタンス」という単語を
初めて聞いたのですが
簡単にいうと
「受容」ということだそうです。
ネガティブな感情はダメで
ポジティブな感情をよし
とする傾向がありますが
自分のネガティブな感情も
大切にしてあげる必要があるのですね。
ネガティブな感情を抱いた時に
「そんなこと考えちゃだめだ」
とすると
自己否定することに
なってしまいかねません。
「そうだよね。
そう思っちゃうよね。」
と認めてあげる。
自分のネガティブな感情を
そのまま認めてあげることが
ありのままの自分を受け入れる
ということなのかもしれません。
ではまた(●´ω`●)
「地球の名言」管理人 阿部牧歌