井上章一のプロフィール
井上章一(いのうえ しょういち/1955年1月13日-/男性)は、京都市出身の建築史家、風俗史研究者。国際日本文化研究センター所長・教授。京都大学工学部建築学科卒業、同大学院修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手の後、国際日本文化研究センター助教授を経て、同教授。2013年から2016年まで副所長。2019年に国際日本文化研究センター所長に選出された。サントリー学芸賞(『つくられた桂離宮神話』)、芸術選奨文部大臣賞(『南蛮幻想』)、新書大賞(『京都ぎらい』)などを受賞。
Created October 27, 2021
主な著書
- 『日本史のミカタ』祥伝社 (2018/9/1)
- 『歴史のミカタ』祥伝社 (2021/7/1)
- 『美人論』朝日新聞出版 (2017/6/7)
- 『つくられた桂離宮神話』講談社 (1997/1/10)
- 『京都ぎらい』朝日新聞出版 (2015/9/11)
- 『京都まみれ』朝日新聞出版 (2020/4/13)
- 『愛の空間 男と女はどこで結ばれてきたのか』KADOKAWA (2015/10/25)
- 『日本に古代はあったのか』KADOKAWA/角川学芸出版 (2008/7/10)
- 『井上章一 現代の建築家』ADAエディタトーキョー (2014/11/26)
- 『狂気と王権』講談社 (2008/2/7)
- 『日本の醜さについて 都市とエゴイズム』幻冬舎 (2018/5/30)
- 『日本人とキリスト教』KADOKAWA (2013/11/15)
- 『明智光秀と細川ガラシャ』筑摩書房 (2020/3/13)
- 『京都洋館ウォッチング』新潮社 (2011/11/1)
- 『大阪的 「おもろいおばはん」は、こうしてつくられた』幻冬舎 (2018/11/30)
- 『関西人の正体』朝日新聞出版 (2016/7/7)
- 『妄想かもしれない日本の歴史』KADOKAWA/角川学芸出版 (2011/2/25)
- 『ミッションスクールになぜ美人が多いのか 日本女子とキリスト教』朝日新聞出版 (2018/11/13)
- 『伊勢神宮と日本美』講談社 (2013/4/11)
- 『日本の女が好きである。』PHP研究所 (2008/1/17)
- 『ハゲとビキニとサンバの国―ブラジル邪推紀行』新潮社 (2010/10/1)
- 『学問をしばるもの』思文閣出版 (2017/10/16)
井上章一の名言集
『月刊PHP 2021年11月号』PHP研究所 (2021/10/10)より
「正解」とされるものに対して
「ほんまにそうか?なぜそう言えるんや」
という疑問が常にあります。抜粋・略
「恥ずかしい」「うれしい」
といった感情には
なんらかの起源があり
本能ではありません。抜粋・略
文化は美術館や博物館
国語の教科書だけに
残っているものではありません。私たちの日常にあるもの
すべてが文化なんです。抜粋・略
阿部牧歌(管理人)のおすすめ名言&のほほんコラム
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は風俗史研究者の井上章一さんの
名言を特集させていただきました。
私が井上章一さんの言葉で一番心に響いたのが↓こちら↓
「ほんまにそうか?なぜそう言えるんや」
という疑問が常にあります。
抜粋・略
我々が正しいと思っているものは
たいがいがその文化圏が
作り出しているものだったりします。
たとえば日本では足を組むと
マナーに違反になってしまいますが
海外では足を組むのが
マナーになっている国もあることを知った時
私は自分がいかに凝り固まった
価値観で生きているのかを思い知りました。
井上章一さんの本には
ほかにも病院でベッドに靴を脱いで
ベッドに寝たら
「こんなとこに靴を置くな!」
と怒られた話も出てきます。
我々が正しいと思っているものなんて
ある一定の文化圏のものなんだなと
改めて思いました。
だからどっちが正しいかなんてものは
まったく不要の議論です。
その人の立場、文化からしたら
それが正解。
ただそれだけの話の気がします。
ではまた(●´ω`●)
「地球の名言」管理人 阿部牧歌