岡本裕一朗のプロフィール
岡本裕一朗(おかもと ゆういちろう/1954年-/男性)は、福岡県出身の哲学・倫理学者。玉川大学教授。1978年に山口大学文理学部哲学・倫理学を卒業、1984年に九州大学大学院文学研究科博士課程を満期退学。1997年に「『精神の現象学』の体系構想
-アリストテレス哲学の再建」で九大から博士(文学)を授与される。九州大学文学部助手、東和大学工学部講師、助教授、教授を経て、玉川大学文学部教授に就任。
Created November 5, 2021
主な著書
- 『哲学と人類 ソクラテスからカント、21世紀の思想家まで』文藝春秋 (2021/1/27)
- 『教養として学んでおきたいニーチェ』マイナビ出版 (2021/9/27)
- 『いま世界の哲学者が考えていること』ダイヤモンド社 (2016/9/9)
- 『フランス現代思想史 – 構造主義からデリダ以後へ』中央公論新社 (2015/1/23)
- 『教養として学んでおきたい哲学』マイナビ出版 (2019/6/25)
- 『哲学の名著50冊が1冊でざっと学べる』KADOKAWA (2020/10/16)
- 『世界を知るための哲学的思考実験』朝日新聞出版 (2019/12/20)
- 『12歳からの現代思想』筑摩書房 (2009/9/1)
- 『哲学の世界へようこそ。: 答えのない時代を生きるための思考法』ポプラ社 (2019/11/15)
- 『答えのない世界に立ち向かう哲学講座――AI・バイオサイエンス・資本主義の未来』早川書房 (2018/11/6)
- 『ほんとうの「哲学」の話をしよう – 哲学者と広告マンの対話』中央公論新社 (2019/9/14)
- 『人工知能に哲学を教えたら』SBクリエイティブ (2018/9/6)
- 『モノ・サピエンス 物質化・単一化していく人類』光文社 (2006/12/13)
- 『思考実験: 世界と哲学をつなぐ75問』筑摩書房 (2013/12/4)
- 『ポストモダンの思想的根拠―9・11と管理社会』ナカニシヤ出版 (2005/7/1)
- 『本当にわかる現代思想』日本実業出版社 (2012/6/21)
- 『ポスト・ヒューマニズム: テクノロジー時代の哲学入門』NHK出版 (2021/10/11)
- 『ネオ・プラグマティズムとは何か-ポスト分析哲学の新展開-』ナカニシヤ出版 (2012/4/21)
- 『ヘーゲルと現代思想の臨界―ポストモダンのフクロウたち』ナカニシヤ出版 (2009/3/1)
岡本裕一朗の名言集
『楽しい哲学入門 (プレジデント2021年 10/29号)』プレジデント社 (2021/10/8)より
前提をひっくり返し
物事の根本を問い直す。今までの常識を突き崩し
これまで考えつかなかった発想を生む。
これが哲学です。抜粋・略
社会がうまくいっているときは
哲学はあまり求められません。社会がうまくいかなくなって
今までのやり方や考え方を
根本的に変える必要があるんじゃないかと
人々が考え始めるときこそ
哲学は必要とされるのです。抜粋・略
対話によって何が正しいかを
お互いに確認し合うというゲーム。これがソクラテスの始めた
哲学です。抜粋・略
阿部牧歌(管理人)のおすすめ名言&のほほんコラム
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は哲学・倫理学者の岡本裕一朗さんの
名言を特集させていただきました。
私が岡本裕一朗さんの言葉で一番心に響いたのが↓こちら↓
物事の根本を問い直す。
今までの常識を突き崩し
これまで考えつかなかった発想を生む。
これが哲学です。
抜粋・略
アインシュタインは
「常識とは十八歳までに身につけた、
偏見のコレクションのことをいう」
という言葉を残していますが
我々の持っている常識というのは
あくまで我々が住んでいる
文化圏の常識であって
この世の真理とは限らないものです。
一歩違う文化圏にいってしまえば
また違う常識で世の中は回っている。
哲学とはそんな常識にとらわれず
真理を追究する考え方だと
私は思うのです。
真理とはいかないまでも
我々の持っている常識は
あくまでも我々の文化圏の常識
という認識はもっておきたいものです。
ではまた(●´ω`●)
「地球の名言」管理人 阿部牧歌