池澤夏樹のプロフィール
池澤夏樹(いけざわ なつき/1945年7月7日-/男性)は、2007年に紫綬褒章を授与された日本の小説家、詩人、翻訳家。北海道帯広市出身。文明や日本についての考察を基調にした小説や評論を発表している人物であり、翻訳家としても、ギリシア現代詩からアメリカ現代小説など幅広く活躍している。代表作に芥川龍之介賞や中央公論新人賞を受賞した「スティル・ライフ」(1987年)、谷崎潤一郎賞を受賞した「マシアス・ギリの失脚」(1993年)、毎日出版文化賞を受賞した「花を運ぶ妹」(2000年)、親鸞賞を受賞した「静かな大地」(2004年)などがある。また、詩が小説に先行していることも、その文章に大きな影響を与えている。娘は声優の池澤
春菜(いけざわ はるな)。
Created December 5, 2021
主な著書
- 『ぜんぶ本の話』毎日新聞出版(インプレス) (2020/6/24)
- 『スティル・ライフ』中央公論新社 (1991/12/10)
- 『世界文学を読みほどく: スタンダールからピンチョンまで』新潮社; 増補新版 (2017/3/24)
- 『されく魂 ; わが石牟礼道子抄』河出書房新社 (2021/2/20)
- 『叡智の断片』集英社 (2011/7/20)
- 『科学する心』集英社インターナショナル (2019/4/5)
- 『ワカタケル』日本経済新聞出版 (2020/9/19)
- 『ぼくたちが聖書について知りたかったこと』小学館 (2012/12/6)
- 『セーヌの川辺』集英社 (2013/6/26)
- 『楽しい終末』中央公論新社 (2012/8/23)
- 『終わりと始まり』朝日新聞出版 (2015/7/7)
- 『キトラ・ボックス』KADOKAWA (2020/2/21)
- 『「メランコリア」とその他の詩』書肆山田 (2021/7/5)
- 『南の島のティオ』文藝春秋 (1996/8/6)
- 『言葉の流星群』KADOKAWA (2013/8/24)
- 『きみのためのバラ』新潮社 (2010/8/28)
- 『真昼のプリニウス』中央公論新社 (1993/10/1)
- 『夏の朝の成層圏』中央公論新社 (1990/5/1)
- 『みっちんの声』河出書房新社 (2021/2/20)
- 『翻訳と文学』みすず書房 (2021/3/17)
- 『わたしのなつかしい一冊』毎日新聞出版 (2021/8/2)
- 『きみが住む星』文化出版局 (1992/10/1)
- 『キップをなくして』KADOKAWA (2009/6/24)
- 『詩のきらめき』岩波書店 (2018/5/18)
- 『うつくしい列島』河出書房新社 (2018/11/6)
- 『星に降る雪』角川書店(角川グループパブリッシング) (2013/2/23)
- 『アトミック・ボックス』KADOKAWA (2017/2/25)
- 『雅歌―古代イスラエルの恋愛詩』教文館 (2012/4/1)
- 『神々の食』文藝春秋 (2006/6/9)
- 『堀田善衞を読む 世界を知り抜くための羅針盤』集英社 (2018/10/17)
池澤夏樹の名言集
『スティル・ライフ』中央公論新社 (1991/12/10)より
この世界がきみのために
存在すると思ってはいけない。
世界は君を入れる容器ではない。世界と君は二本の木が並んで立つように
どちらも寄りかかることなく、
それぞれまっすぐに立っている。抜粋・略
大事なのは、
山脈や、人や、染色工場や、
セミ時雨などからなる外の世界と、
きみの中にある広い世界との間に
連絡をつけること、一歩の距離をおいて並び立つ二つの世界の
呼応と調和をはかることだ。抜粋・略
未分類
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きっと、
人の手が届かない領域は
案外広いんだよ抜粋・略
阿部牧歌(管理人)のおすすめ名言&のほほんコラム
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は小説家の池澤夏樹さんの名言を
特集させていただきました。
私が池澤夏樹さんの言葉で一番心に響いたのが↓こちら↓
人の手が届かない領域は
案外広いんだよ
抜粋・略
我々が知っている世界なんて
宇宙からしてみればほんの一部。
まだまだ世界にはわからないことがあり
人間の知らない領域がある。
わからないことだからけの世界で
わからないなりに進んでいく。
正解も不正解も
後になってみないとわからない。
選んだ道が正解になるように
今に最善を尽くしていく。
そんな一年でありたいと思います。
ではまた(●´ω`●)
「地球の名言」管理人 阿部牧歌 2022年1月1日