ウェストミンスター寺院の名言

まだ若く、自由で限りない
想像力を持っていたころ、
わたしは世界を変えることを夢みていた。
成長して知恵がつくにつれ、
世界が変わることはないだろう
ということがわかり、
視野をやや狭めて、
自分の国だけでも変えようと決意した。
しかし、それさえも
変化することはないように思えた。
晩年になって、最後の試みとして、
せめてわたしに最も近い存在である
家族を変えることで我慢しようとしたが、
悲しいかな、それもかなわなかった。
そしていま、死の床に就いて、
突然わたしは気付いたのだ。
もし、わたしがまず自分自身だけでも変えたなら、
それを模範として家族を変えられたことだろう。
そして、彼らのインスピレーションと
激励によって、
自分の国を改善できただろう。
そうすれば、ひょっとすると、
わたしは世界さえ
変えることができたかもしれない。

by ウェストミンスター寺院の主教の墓石に刻まれている言葉

阿部牧歌の「のほほんコラム」

こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日はウェストミンスター寺院の
主教の墓石に刻まれている言葉を
取り上げさせていただきました。

墓石に刻まれている言葉の日本語訳なのですが
世界、国、家族を変えようとしたけど無理だった。

だけど死の間際に、
自分を変えようとしていないことに気づいた。

自分が変われば、家族が変わったかもしれない。
家族が変われば国が、
国が変われば、世界が変えることができたかもしれない
という主教のお言葉です。

世界は鏡とも言われますが、
自分がしかめっつらを一日中していたら、
周りの人はどんな表情をするでしょうか。

また一日中自分が笑顔でいたら
周りの人はどんな表情をするのでしょうか。

もし周りの人がしかめっつらをしていたら、
自分の表情をチェックした方がよいかもしれません。

他人を変えようとするのではなく、
変えるのは自分です。

自分が変われば、世界もいずれ変わっていく。
そんなことを教えてくれた言葉です。

ウェストミンスター寺院とは

ウェストミンスター寺院(ウェストミンスターじいん/英語:Westminster Abbey)は、イギリスのロンドン・ウェストミンスターにあるイングランド国教会の教会。戴冠式などの王室行事が執行されるほか、内部の壁と床には歴代の王や女王、政治家などが多数埋葬されている。イギリス中世の大規模なゴシック建築としても知られ、11世紀にエドワード懺悔王が建設し、1066年以降、英国国王の戴冠式が行われている。1987年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録。また日本の多くの学校や職場で使用されている始業や終業のチャイムの音階は、同寺院のために1927年に作曲された「ウェストミンスターの鐘」が元となっていることでも著名。

参考文献・出典:Wikipedia(URL)

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