ヴィルヘルム・ミュラーの名言

機会を待て。
だが、決して時を待つな。

by ヴィルヘルム・ミュラー

竹中平蔵『不安な未来を生き抜く知恵は、歴史名言が教えてくれる 「明日を変える力」を磨く55の言葉』SBクリエイティブ (2015/12/5)より

出典元書籍:https://amzn.to/37Mrqpx

阿部牧歌の「のほほんコラム」

こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日はドイツの詩人
のヴィルヘルム・ミュラーさんの名言を
取り上げさせていただきました。

「機会を待つ」と「時を待つ」は、
似ていますがヴィルヘルム・ミュラーさんは
明確に区別されています。

ここに込められている意味を
私なりに考えてみたのですが、
それは準備が出来ているか否か
ではないかと思うのです。

自分にできる準備はすべて終えたという状態が
「機会を待つ」。
一方、出来ることを先送りにしている状態が
「時を待つ」ではないかと思うのです。

私の好きな言葉にアメリカの社会学者の
チャールズ・ホートン・クーリーさんの
こんな言葉があります。

「明日はなんとかする!」
と思うのは馬鹿者だ。
「今日なんとかする!」
でも遅すぎる。
賢者は昨日のうちに、
済ませているものである。

仕事は追われると大変ですが
追うことほど楽しいことはありません。

賢者は昨日のうちに、
済ませている。
これを基準に生きていると
仕事を追えるようになります。

上司に言われた仕事は秒でかたずけ、
ガンガン新規提案を上司にぶつける。
これをやると同じ仕事をしていても
見える景色は180度変わります。

チャールズ・ホートン・クーリーさんと
ヴィルヘルム・ミュラーさんの言葉を合わせると、

「明日はなんとかする」と時間を浪費するな、
昨日のうちに済ませてチャンスを待て。

こんな感じになるかなと思います。
仕事は昨日のうちに済ます。
仕事がめっちゃ早い人の基準はたぶんこれです。

ヴィルヘルム・ミュラーのプロフィール

ヴィルヘルム・ミュラー(Johann Ludwig Wilhelm Müller/1794年10月7日-1827年10月1日)は、ドイツの詩人。シューベルトの歌曲集「美しき水車小屋の娘」と「冬の旅」のテキストの作者として知られている人物。1812年にベルリン大学へ進学。翌年に諸国民戦争の際に志願してプロイセン軍に加入。1817年に学術調査団の一員としてギリシャやエジプトを訪問。1819年に高校の古典教師として故郷のデッサウに戻り、のちに図書館長を務めた。1820年に「美しき水車小屋の娘」、1824年に「冬の旅」を連作詩として書き、それぞれ詩集におさめて出版。その詩集を読んだフランツ・シューベルトが同名の連作歌曲集を作曲したことでミュラーの名は不朽のものとなった。

参考文献・出典:Wikipedia(URL)

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