ヨーゼフ・シュンペーターの名言

馬車を何台つないでも
汽車にはならない。

by ヨーゼフ・シュンペーター

竹中平蔵『不安な未来を生き抜く知恵は、歴史名言が教えてくれる 「明日を変える力」を磨く55の言葉』SBクリエイティブ (2015/12/5)より

出典元書籍:https://amzn.to/37Mrqpx

阿部牧歌の「のほほんコラム」

こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は経済学者の
ヨーゼフ・シュンペーターさんの名言を
取り上げさせていただきました。

竹中平蔵さんの著書『不安な未来を生き抜く知恵は、
歴史名言が教えてくれる』で
イノベーションを起こすための名言として
紹介されていた言葉なのですが

「革新(イノベーション)とは、
今の技術に囚われていては生まれない」
という風に私は受け取りました。

いかにスゴイ馬車を作るか
ということが求められていた時代も
あったことでしょうが、
馬を使った「馬車」ということに囚われている限り、
汽車は生まれてきません。

馬では走れる距離や
スピードにいずれ限界がきます。
この時に、いかに馬を捨てられるかが
イノベーションの鍵になるのではないでしょうか。

馬とは馬車でいう心臓部分、メインです。
その心臓部を捨てられる人にしか、
汽車は思いつきません。

私は某電機メーカーで
バイトをしていたことがあるのですが、
そこの警備員さんたちと話をしたら、
元ブラウン管テレビ部門のエースたちでした。

ブラウン管テレビのエキスパートたちだからこそ、
ブラウン管テレビ部門から離れられなかったとのこと。

液晶テレビに時代が移ったときに、
ブラウン管部門のエースたちは、
仕事がなくなってしまったと話しておられました。

時代の転換期には
前の時代の主流は時代遅れになってしまいます。

カセットテープがCDになり、
ガラケーがスマホになったように
我々は常に変化に対応していかないといけない。

進化論の提唱の功績で世界的に知られる
チャールズ・ダーウィン
「最も強い者が生き残るのではなく
最も賢い者が生き延びるのでもない
唯一生き残ることが出来るのは
変化できる者である」
という言葉を残していますが、

生き残るのは、
変化できる者です。

IT革命の次は、
メタバースの時代と言われています。

そう遠くない未来に、
また大きな変化がやってきます。

IT革命で世界が大きく変わったように
メタバースで世界は一変するでしょう。

私はこの大きな時代の変化を
心待ちにしています。
人類がみたことのない
新しい時代がいま始まろうとしている。

この変化に囚われるのでもなく、
恐れるのでもなく、
変化を楽しみたいものです。

ヨーゼフ・シュンペーターのプロフィール

ヨーゼフ・アロイス・シュンペーター(Joseph Alois Schumpeter/1883年2月8日-1950年1月8日)は、オーストリア・ハンガリー帝国(後のチェコ)の経済学者。経済成長の創案者として知られる人物であり、企業者の行う不断のイノベーションが経済を変動させるという理論を構築した。1901年にウィーン大学法学部に進学し、1908年『理論経済学の本質と主要内容』発表。ツェルノヴィッツ大学准教授、グラーツ大学教授を経て、1912年に『経済発展の理論』を発表。その後、オーストリア共和国の大蔵大臣やビーダーマン銀行の頭取、ボン大学の教授を経て、ハーバード大学の教授に就任。1947年にアメリカ経済学会会長、1949年に国際経済学会会長に選出。

参考文献・出典:Wikipedia(URL)

主な著作

  • 『理論経済学の本質と主要内容』(岩波文庫、1983年)
  • 『経済発展の理論』(日経BP、2020年)
  • 『経済学史 : 学説ならびに方法の諸段階』(岩波文庫、1980年)
  • 『租税国家の危機』(岩波文庫、1983年)
  • 『景気循環論 : 資本主義過程の理論的・歴史的・統計的分析』(有斐閣)
  • 『資本主義、社会主義、民主主義』(日経BPクラシックス、2016年)
  • 『経済分析の歴史』(岩波書店、2005年・2006年)
  • 『帝国主義と社会階級』(岩波書店、1956年)
  • 『景気循環分析への歴史的接近』(八朔社、1991年)
  • 『企業家とは何か』(東洋経済新報社、1998年)
  • 『資本主義は生きのびるか 経済社会学論集』(名古屋大学出版会、2001年)

ヨーゼフ・シュンペーターの著作一覧:https://amzn.to/3jEfNnq

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