鳥居和浩の名言
普通の人が誰でもできる、
みんなができる仕組みを作るのがマネジメント。
by 鳥居和浩
『月刊PHP 2022年5月号 (月刊誌PHP)』PHP研究所 (2022/4/10)より
出典元書籍:https://amzn.to/3KcCTMP
阿部牧歌の「のほほんコラム」
こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日は滋賀ダイハツ販売株式会社の社長
の鳥居和浩さんの名言を
取り上げさせていただきました。
鳥居和浩さんが月刊PHP(2022年5月号)で
人材育成について語られておられたのですが、
人材育成とはスーパーマンを育てることではないと、
それは自分で考えて動ける人材を作ることである
と述べられておられました。
そして、自分で考えて動ける人材が
成果をあげられる仕組みを作る。
それがマネジメントであるとのこと。
私の会社でも属人化を防ぐというのが
基本方針となっているのですが、
スーパーマンがいるとその人ありきの
サービスや仕組みになってしまいがちです。
その人が辞めたら、一気にクオリティが下がってしまう。
これは企業にとって死活問題となります。
一定のクオリティをチームで発揮する。
言い換えると誰でも一定のクオリティを出せる仕組み、
それが組織の目指すべきところなのではないでしょうか。
これは投資の世界の話になるのですが、
誰が社長をやっても利益が出る会社を買え
という考え方があります。
つまり、誰が社長でも回る仕組みが出来ている
会社を買えということです。
マネジメントとはある意味、
自分がいなくても回る組織を作るというのが
究極の目標になります。
自分がいなくては回らないというのでは、
仕組みが作れているとは言えない。
自分がいなくても回るというのは、
一見、自分の存在意義があるのか?
と懐疑的になってしまうかもしれませんが、
自分がいなくても回る仕組みを作れたら、
胸を張ってよいのです。
鳥居和浩のプロフィール
鳥居 和浩(とりい かずひろ)は、滋賀ダイハツ販売株式会社代表取締役社長を務める人物。高校を卒業後、県内のスーパーマーケットで4年半勤務。「人生とは何か」という疑問を解決するために同社を退職し、約2か月間をかけてヨーロッパを旅する。その後、滋賀ダイハツ販売株式会社の関連会社に中途入社し、新車部門の本部長などを経て、2019年に滋賀ダイハツ販売株式会社の代表取締役社長に就任。
参考文献・出典:『月刊PHP 2022年5月号 (月刊誌PHP)』PHP研究所 (2022/4/10)