ルイス・ブニュエルのプロフィール
ルイス・ブニュエル(Luis Buñuel/1900年2月22日-1983年7月29日/男性)は、スペイン出身(後にメキシコに帰化)の映画監督、脚本家、俳優。アラゴン州テルエル県カランダ生まれ。フランス、スペイン、アメリカ、メキシコなど様々な国で映画製作を行った人物であり、シュルレアリスム(超現実主義)やエロティシズムを描いた耽美的作品(美の享受・形成に最高の価値を置いた作品)を数多く残した。1928年に友人であったサルバドール・ダリと共同制作した『アンダルシアの犬』で映画監督デビュー。同作品は脈略がなく、衝撃的で謎めいたイメージ映像が断片的に描かれた実験的なショート・フィルムであったが高い評価を獲得し、後にシュールリアリズムを代表する古典的名作・傑作として広く知られるようになる。また、右翼による抗議行動が起きた『黄金時代』(50年間公開禁止)、国辱映画を作ったとして指名手配された『糧なき土地』(公開禁止)、カンヌ国際映画祭グランプリを獲得するもののスペインとイタリアで上映禁止となった『ビリディアナ』など多くの問題作を発表し、スキャンダル映画監督としても名高い。
Created February 15, 2017
主な監督作品
- 1929年『アンダルシアの犬』
- 1930年『黄金時代』
- 1950年『忘れられた人々』カンヌ国際映画祭・監督賞
- 1961年『ビリディアナ』カンヌ国際映画祭・パルム・ドール
- 1967年『昼顔』ヴェネツィア国際映画祭・金獅子賞
- 1969年『銀河』ベルリン国際映画祭国際・映画批評家連盟賞
- 1972年『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』アカデミー賞・脚本賞&外国語映画賞/ゴールデングローブ賞・外国語映画賞/全米映画批評家協会賞・作品賞/英国アカデミー賞・脚本賞
- 1977年『欲望のあいまいな対象』アカデミー賞・脚色賞/ゴールデングローブ賞・外国語映画賞/全米映画批評家協会賞・監督賞/ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞・監督賞
ルイス・ブニュエルの名言集
『Brainy Quote』より
年齢なんて関係ないでしょう。
あなたがチーズでない限り。オリジナル意訳・要約
不安を抱えながら
毎日のカクテルを味わうなんてまっぴらだよ。懸念されることがあるのなら
先に計画を立ててしまった方が楽だ。オリジナル意訳・要約