多田洋佑の名言

事業に参入するときに
効率うんぬんを言っていたら
何も立ち上がりません。
向かう方向を決めたら、
あとは人一倍努力するしかないのです。

by 多田洋佑

『報われる努力、ムダな努力 (プレジデント2022年 6/17号)』プレジデント社 (2022/5/27)より

出典元書籍:https://amzn.to/3mdLRzG

阿部牧歌の「のほほんコラム」

こんにちは阿部牧歌です(*’ω’*)
今日はビズリーチ社長
の多田洋佑さんの名言を
取り上げさせていただきました。

プレジデント6月号に多田洋佑さんの
インタビューが載っていたのですが
その中で大学生向けのキャリア教育プラットフォ-ム
「ビズリーチ・キャンパス」について語られていました。

当時、新卒市場は大手の競合がひしめくレッドオーシャンで
後発のビズリーチにはとてもではないが
勝ち目はないだろうと一度は
「参入しない」ことを決定したこともあったそうです。

だけど、「やらねばならぬ」と思ってしまったら
しょうがないと多田洋佑さんは語ります。

そこに志があるのなら、
勝機があるかないか、効率的な非効率か、
そんなことをいっていてもしょうがない。

自分に何ができるかを徹底的に考え抜き、
道が見えたのならそこに全力を投入するだけ。

多田洋佑さんはつまるところは熱量の勝負と語っており、
この世はお客様のことを誰よりも考え行動したところが
勝ち残るシンプルなルールとのこと。

多田洋佑さんは
効率うんぬんを言っていたら
何も立ち上がらないと言っていますが、
これは決して効率性を無視しろ
ということではないと思うのです。

言いたいのは、たとえ非効率であったとしても
自分たちがやらなければいけないと
感じたことに関しては勝負に出なければいけない。
そういうことではないでしょうか。

結果、自分たちが世に出るべきだと思って
熱量をかけたサービスが世に残っていき、
事業が展開していった。

ビズリーチは、20代の転職サイト「キャリトレ」や
求人領域に特化した検索サービス「スタンバイ」、
OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」など
様々な新サービスを展開していますが、
そんな事業を支えているのが、
「やらねばならぬと思ってしまったらしょうがない」
という経営方針ではないかと思うのです。

もちろん、すべての事業がうまくいくわけではありません。
ビズリーチも結果的に撤退した事業もたくさんあるといいます。
だけど、やらなければいけないと感じたことに関しては
非効率でも戦いぬく。

非効率。ただそれだけを基準に
やるかやらないかを決めてしまうのは早計です。
非効率でもやる価値があるかどうか。
そこを基準にもっておきたいものです。

多田洋佑のプロフィール

多田 洋佑(ただ ようすけ)は、国内最大級のハイクラス転職サイト「ビズリーチ」などを展開する株式会社ビズリーチの代表取締役社長を務める実業家。2012年にビズリーチに参画。ビズリーチ事業部長、人事本部長、スタンバイ事業本部長などを経て、2020年に代表取締役社長に就任。

参考文献・出典:『報われる努力、ムダな努力 (プレジデント2022年 6/17号)』プレジデント社 (2022/5/27)

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